モトメンテナンス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2009年02月07日  comments (0)

基本的なコンディションは悪くないと思われるASですが、
購入時なぜかイグニッションキーにホンダ車用(多分)が付いていました。
そんなわけでステアリングロックとキーが合っていないのは
諦めていましたが、配線も何だかおかしかったんですね、最初は。
具体的には、バッテリーのプラス側がキーを通らず、直接ウインカーリレーや
ホーン側につながっていたのです。

購入時にバッテリーは干上がっていましたが、新品バッテリーをつなぐと
キーがOFFだったり、抜いてあってもウインカーは点滅し、
ホーンも鳴る状態でした。

「なんだよ?。ホンダ用かよ?」と最初は落胆。で、続いてバッテリー直結状態を回避する配線を考えます。
ところで最初のキーをホンダ用だと決めつけているのは、本体に“TEC”のロゴがあったから。
この頃のスズキ用純正キーシリンダーには“TR”ロゴが入っています(ASやACだけかもしれませんが)

これではいかんと、とりあえずホンダのキーシリンダーのまま
バッテリーのプラスから負荷の間を断続できるような端子を探して
ここに新たな配線をハンダ付けします。


赤とオレンジの線が追加された分です。
キーOFFで切れて、1段目と2段目の位置でつながる場所です。
絶版ミニユーザーならご存じと思いますが、1段目は昼間走行、
2段目は夜間走行になります。
なぜ2段目が夜間かというと、そこでヘッドライトとテールライトが
点灯するからです。

これでウインカーやホーンなど、バッテリーを電源にする電装パーツが
正しく機能するようになりました。

でも端子の数の都合上、一度始動したエンジンは、キーをOFFにしても
エンジンが止まらなくなってしまいました。
ちなみに、フラマグポイントやフラマグCDI点火の場合、
点火コイルからイグニッションコイルへ行く配線を車体にアースすると
エンジンが止まります。
キーの裏側(の配線)で考えると、ONの位置で導通がなく、
OFFで導通する端子を見つけます。しかし今回は、その一部を
バッテリーからの配線に使ってしまったので、OFFで車体アースできる端子が
無くなってしまったのです。なので、エンジン停止時はいつも、
ブレーキを踏みつつクラッチをつないでエンストさせるしかありません。

最初は不便だと感じながらも、やがてそれが当たり前になってきた頃
オークションで当時もののキーシリンダーを入手。
今度はちゃんとスズキ用です。これでキー問題解消か、と喜びましたが、
届いたキーシリンダーのデザインが何か違う。


ビス止め用のフランジ位置が明らかに高いですね。
立派な下駄を噛ませないと、フレームに付きません。
一応ASやAシリーズのシリンダーらしいのですが……。


コメント一覧

コメント投稿




雑誌紹介

モトメンテナンスモトメンテナンス

日々のメンテナンスから不動車の再生、そしてレストアまで「バイクいじり」を幅広くカバーするメンテナンス総合誌。あると便利な工具・ケミカルの紹介から、業者への発注の仕方、そしてアッと驚く工作テクニックまで、いじり好きの編集スタッフが自ら実践し分かりやすく紹介。

●定期購読・電子雑誌はコチラから

人気記事ランキング
記事カテゴリ