モトメンテナンス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2009年01月18日  comments (0)

40年も昔のバイクなのに、意外なほど純正部品が出てくるスズキAS90。
燃料タンクやシートなどの外装パーツ類ははじめから期待していませんが、
キャブ周辺やケーブル類が出てくるとそれだけで嬉しいものです。

絶版バイクス2号でも触れていますが、エンジン右側に出っ張った
キャブレター上部に何かが当たってケーブルとスロットルストップスクリュー部が
破損したのが、このASが不動だった原因のようです。
加えてスロットルケーブルは、ハンドル部分でもアウター金具が折れたり
ケーブルアウターにヘンな折れ癖がついていたりと、要交換状態でした。
それをなんとかごまかして、四国へのしまなみツーリングを完遂したわけですが
嬉しいことにこのケーブルも新品部品が供給されたのです。

スロットルハウジングから出てすぐのところにナットが2個あります。光っている方は後から追加した分で、実はこの下で金具が折れています。応急修理ではありますが、折れたままでグラグラにしておくよりはまともに操作できました。

金具とケーブルの継ぎ目でもアウターケーブルが口を開いていて、インナーケーブルのサビの原因になっています。


あまり期待していなかっただけに、あっさり新品が出たのは嬉しかったですねぇ

スロットル部分からキャブレター、オイルポンプにつながるコンプリート状態で
やってきたケーブルASSYは、もちろんAS90のパーツナンバーでオーダーしたしたものです。
パーツリスト上ではアップハンドルとローハンドルの2タイプの設定がありますが、
私のASはハンドルブレース付きのアップタイプなので、ロングケーブルを注文しました。

現車のくたびれケーブルと比較すると、アウター長もインナーの巻き取り量も
新旧完全に一致しています。もしかしたらK90用と統合されているのかも知れませんが
この2つの要素が一致しているから問題なく使用可能です。
グリップ側の遊び調整部分のナット径が異なりますが、スイッチボックス部の
ネジ径は同じなので、無加工で装着可能です。

下の新品ケーブルの方が、アジャスター部のナット径が大きい。だけど実用上なんの不都合もありません。


インナーケーブルの出方も新旧で同じ。キャブレターとオイルポンプのタイコ部分の形状ももちろん同一です。
意味なくもう2?3本オーダーしておきたい気分です。

粘度が低めのワイヤーグリスをスプレーして組み付けたら
操作力が大幅に軽くなってスロットルを離した時の戻り方も
「スイ?ッ」から「カチッ」とスムーズで節度感のあるものになりました。
やっぱり、ケーブルのコンディションがイイとバイクが調子よくなった
感じがしますよね。このところメンテをさぼって動きが渋気味の
トリッカーのクラッチケーブルにも、オイルを注しておきましょうか。

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