モトメンテナンス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2009年01月03日  comments (0)

田口編集長のレポートにもある、12月28日の原2ツーリングには私も参加しました。絶版バイクス2のしまなみ海道ツーリングと同じく自走カメラマンだったのですが、今回はホンモノのカメラマンである高倉氏が参加してくれたので、しまなみの時よりはツーリング気分を味わえました。
数だけあっても走れる原2が皆無の私の相棒は、しまなみ走行時と同じくスズキAS90です。スズキの絶版原2といえば、2気筒のウルフ90/125やバンバン90/125が有名どころで、このAS90やAC90はなかなか見ることはありません。しかし、購入後4年間放置プレーの後、昨秋やっと走らせてみると思った以上に実用的で良い感じ。ビジネスバイクのA90と同じロータリーバルブエンジンとワイドレシオの4速ミッションで、低速から粘り強い走りが楽しめます。HS1などの2気筒勢が「ビーーーッン!」と高回転まで突き抜けるのに対して、こちらは「ベベベーー」と冴えない排気音ですがライダーを疲れさせないのが特徴です。

全体的にかすれた感じですが、決定的なサビがないのが良かったです。HS1やAT90などのヤマハ勢のメッキフェンダーに対して、ペイント仕上げなのもむしろ良かったのかも。ちなみにAS90の上級グレードであるAS90Gになると、メッキフェンダーになるようですよ。

ところでこのAS、例によってオークションでポチッとやって長野県の方から入手したのですが、車体に張ってあるシールから、「……(かすれてて読めない)東川町なんとか」で使われていたらしいことがわかりました。そして東川町で検索すると、どうやら北海道の中心にある上川郡東川町らしいことがわかりました。どうりで、購入当初のタイヤが前後ともスノータイヤだったわけです。

うわあ、スノータイヤだよ!と驚きましたが、今もスクーターや17インチビジネス系にはスノーのラインナップがあるんですね。夏用の2.50-18よりラインナップはよほど充実しています。東川町で40年前にスノータイヤ仕様のASに乗ってたという方はいますか??貴殿のバイクは四国にまで渡ってきましたよ?。

一通りのメンテナンスを終えて、スノータイヤのままだけど試走だ! と走り出した途端にチューブが裂けました。40年前のゴムに過大な期待を寄せてはなりません。

このバイクは1968年製ですから、今から40年近く前に北海道の学生さん(と勝手に決めてる)が通学のためにスノータイヤを履いて使っていたんだと思うと、何か感慨深いモノがありますよね。とはいえ、これからもこの30年モノを使うわけにはいかないので、新たなタイヤを探さなくてはなりません。
見た目はビジネスバイクですが、これでも当時のスポーツバイクであるAS90。タイヤはご立派にも18インチです。しかしこれが災いして、選べるタイヤが絶無。タイヤメーカーのホームページやカタログを見ると、一応2.50-18サイズがラインナップにあるものの、いざ注文してみると欠品中だったり納期未定だったりというものばかり。確かに現行のビジネス系原2で(そもそもこれ自体が絶版カテゴリーですよね)18インチタイヤなんてないですもんね。
そこで次善の策として、インターネット経由でミシュランのM35を入手。シリアルを見ると2008年製造のタイ製で、あちらの国ではそうした需要もあるのだなあと少々感じ入りながら装着しました。それから2度の原ツーと街乗りで500kmほど走りましたが、トレッドが摩耗するどころか成型時のヒゲさえ残ったままで、さすがタイ製? かなりのロングライフが期待できます。この調子なら、今後数十年はタイヤ交換の必要はなさそうですね!? 

おなじみのビバンダム君ステッカーには英語と並んでタイ語の表記もあります。ちなみに今回、間違って2カ所に発注してしまったため、2セットのM35が届いてしまいました。HS1にもこれを装着できるので良いか、とコンテナに押し込みましたが、果たしていつ出番がやってくるのか……。

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