絶版バイクス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2008年07月07日  comments (2)

昨日は愛知県の香嵐渓MXパークで行われたビンテージモトクロスのイベント、「On Any Sanda」に出かけてきました。Dirt A.C.T.S. Unionが主催されている関東のビンテージモトクロスイベントには何度も参加させてもらっている僕ですが、関西・中部で行われているOn Any Sanda(オン・エニー・サンダ)は今回が初めて。



本当はエルシノアで走りたかったのですが、イベントのことをすっかり忘れてしまっていたのでマシンの準備も間に合わず、今回は見学とあいなりました・・・トホホ。
当日の天候は晴れ。気温・湿度共に高めでしたが、中部・関西地区を中心に約60台のマシンが集まりました。しかも関東のイベントでは見たことのないマシンも数多く見れたので、僕はハナっから興奮しっぱなし!



会場に着いてビックリしたのがコース。香嵐渓のコースは、アップダウンに富んだかなりダイナミックなコースなんです!「ここをビンテージマシンが走るの!?」と思ってしまいましたが、レースが始まってみればそんな心配はどこへやら。みなさん、豪快に走りまくってます。


スタート地点。フラッグが降ろされた瞬間にライダー達は一斉に奥に見える壁のような1コーナーへ向けて猛然とスロットルを開け続けるのですが、この1コーナーの勾配がスゴイのなんのって・・・。



こんなんですよ!分かりますかね、この勾配。この角度もすごいですが、マシンにはもっとビックリですねぇ。左はXS650ですよ!?外装はキング・ケニーのフラットトラックマシンみたいですが、タイヤはしっかりMXタイヤを装着。旧いトラなどの重量級マシンも、非力な50ccのハスラーでもこの坂を上ります。右のMX250などのモトクロッサーになると、きつい勾配にも関わらず、恐ろしいほどのスピードで突っ込んで行くワケです。う?ん、カッコイイ!



そうかと思えば↑のように林の中を抜けていくような部分もあり、ライダーは少しだけ涼しい空気を感じることもできます。エンデューロコース的な雰囲気を持つ香嵐渓のコースは、関東のコースとはまた違った楽しみがありそうですね。


せっかくなのでマシンも少し紹介しましょう。

左)YZ250。サスの長さやゼッケンプレートの形からすると70年代でも最後の方のモデルでしょうか。関東ではこの方のように、ビンテージマシンでも最新ウエアを身につけた方を多く見かけるのですが、On Any Sandaでは少数派。中部・関西はウエアも「当時モノ」を身につける人がとっても多い!
右)TS250改。「おや・・・」と思った方はスルドイ。そう、このハスラーは「Zeppan BIKES創刊号」のビンテージトレール特集に登場したアノ車両そのものです!(まだ買っていない方は今すぐ書店へGO!)今回は所有者の加藤さんではなく、お友達がライディングしていました。排気口がとても細いチャンバーの排気音はとても独特。ロードレーサーでいえばTD系のような「ビビーン!」という超高周波サウンドです。



左)VMXイベントでは多数派の部類に入るCRシリーズ。これはCR125。オーナーさんはエルシノアトレーナーでバッチリ決めてます。話を聞くとベースはトレールのMT125だそうでそこにCRの外装やらエンジンを搭載したとのこと。因みにこの方のトランポはエアコン付サニトラ!エアコンのないサニトラ乗りの僕にはとても羨ましかった・・・。
右)こちらはMT250エルシノア。公道車の灯火類を取り外してレーサーに仕立て上げてました。関東のイベントでは、このように市販トレールのマシンもそこそこいるのですが、こちらのイベントでは完全に少数派。モトクロッサーの割合がとても高いです。ウエアやマシンなど地域ごとで特徴があるのも面白いですね。



左)おぉー、ボブキャット(125TR)だ!僕のバイソンと同じくF系の車両はタマが少ないせいか、関東のイベントでもほとんど見かけません。オーナーさんはこのマシンを最近手に入れたらしく、この日が2回目の走行。調子良さそうでした。因みにエンジンは輸出モデル「175TR」のモノに換装済み。結構定番のいじり方です。F系の輸出モデルのカラーリングは、こういうポップな色味が多いから僕は大好きなんですよね?。
右)78年頃のKX250だったかな?マシンに跨っているのは「カンサイオトキチクラブ」主宰の高下さん。マシンもウエアもバッチリですが、走りも相当キテます・・・。ロードレースも積極的に参加されている傍らでビンテージモトクロスも楽しみ、遂には「ツインショックトライアル」まで始められたそうです。スゴイなぁ。


いやぁ、見学するだけでもとても楽しかったです。きっと自分が走っていたらもっと楽しかっただろうな?。真夏のような暑さの中行われたイベントでしたが、大きなアクシデントもなく無事にイベントは終了。
ここ香嵐渓での「On Any Sanda」は年1回のイベントです。来年は必ずエントリーして、このダイナミックなコースを満喫したいと思います。関東近郊の方、ご一緒しませんか?

◎取材協力:順不同)
パウダーコーティング・カトーさん
カンサイオトキチクラブさん
ROLLING'S MOTORCYCLEさん(静岡県掛川市の英国旧車ショップ)
サカイクロンさん
ミドルウエストさん (大阪市北区のビンテオフショップ)
Replay Moto Serviceさん
そして「On Any Sanda」参加のみなさん


<おまけ>
せっかくなので、会場で見かけた楽しそうなクルマをちょっとだけ。

左)スバルのエルカミ、ブラットがいました!Tバールーフ付です。ノーズブラがオシャレですね。荷台には後ろ向きに座る座席?が装着されていました。最近タミヤから復刻のラジコンが出ました。
右)ダットサン521と爽やかカラーのデリボーイ。ダットラの横にはオレンジのサニトラもいます。なんかこういう絵柄っていいですね?。絶版バイクを運ぶならトランポもやっぱり絶版車で・・・VMXイベントではそういうスタイルの人も多いですよ。


コメント一覧

いわせさん

07月08日(Tue)

12時38分

ゼッケン67番の岩瀬です。
当日はお声がけ、撮影いただきありがとうございました。

帰りに挨拶させていただこうと思いましたが姿を見つけられなかったのでお先に失礼させていただきました。


僕も行く行くはサニトラで関東、関西にも遠征したいなと思っています。

これからも雑誌、ブログともに楽しみにしてます。

ではでは。


つちやまさん

07月08日(Tue)

19時35分

岩瀬さんこんばんは。
昨日はお忙しいところありがとうございました。
僕もあいさつできずすみませんでした。。

今月末はA.C.T.S.に出場します。これからもこのブログやZeppan BIKES、モト・メンテナンス誌でも紹介していこうと思いますので、よろしくお願いします。



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