モトメンテナンス編集部ブログ-バイクのことならバイクブロス

post : 2010年03月15日  comments (0)

しばらくのご無沙汰でした?。

3/24発売のZeppan BIKES Vol.6の締め切りがようやく過ぎて、週末は爆睡しておりました。
しかし、色々やる事が溜まっていたもんで、昨日はエルシノアとサニトラの日常整備を行いました。

まずは、エルシノア。
昨日の整備内容はというと、ハイ、いつもの排気漏れ修理(つーかガスケット交換)です。
現状では、どうやっても定期的に漏れてきてしまう排ガス。
これまでも、二度に渡りレポートをお届けしてきました。

その1
その2

で、今回。今までの『他車種無理やり流用』は止めて、新たな流用&耐久性の検証をしようかと。






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post : 2010年02月26日  comments (8)





やってしまいました。
昨日は、朝からZeppan BIKES Vol.6の取材で各地を走りまわっておりました。
編集部へ戻る頃にはすっかり夜も更けてしまい、少し朦朧としながらデスクワークをこなし、
翌日の撮影に備えて帰途に着きました。

しかし、その単なる帰り道で実にくだらない事件が起こりました。

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post : 2010年02月18日  comments (3)

確かにサンメカにとっては必需品ですね♪

僕らのようなお仕事をしていると、読者のみなさんから叱咤激励を賜ることが数多くあります。
時には編集企画の参考にさせていただき、ときには聞き流させていただくことも……。




さてさて、ここに紹介いたします「グリップカバー」は、本誌読者の山田さんからの贈り物。
グリップカバーと言えば、ライダーに不快な想いをさせないために、
レースメカニックがピット作業時に使うアイテムとして90年代半ば頃から
サーキットでよく見掛ける様になりましたが、手先が器用な方なら、自作することができますよね!!

これをグリップに巻き付けておくことで、油っぽい手でグリップを握っても、
グリップラバーが汚れることなく安心。山田さんは某ハンズにてカーボンタイプの生地を購入し、
小学生のときに作った「手作り雑巾」以来のミシン縫いだったそうですが、
相当器用なのはその仕上がりからも明らか!! ありがとうございました。



モトメンテロゴは弊誌旧ステッカーをご利用いただいたようですが、ヨシムラロゴは、
マスキングしながら「シート染めQ」にてペイントされたようです。
なかなかイイ感じの仕上がりになってますよね?♪ ありがとうございました!!


【こちらは↓↓↓】


こちらは中川さんから頂戴したKAWASAKI 500SS/KA-2のカタログコピーです。
中川さん、ありがとうございました。

post : 2010年02月18日  comments (0)

DE耐!エントリーは「追加募集決定!!」

詳細は↓↓↓↓クリック!!

ツインリンクもてぎ DE耐!公式WEBサイト

☆今週26日金曜日のDE耐!走行会は、当日の現地申し込みが可能になったみたいです?☆
寒いけれど走りましょう!!!








【お詫びと訂正】
16日(火)にモト・メンテナンス本誌88号が発売されました が、
DE耐!関連コーナーの文中記述の中で、2010年DE耐!開催日が1日ズレていました。
正しくは、
2010年5月15日(土)開催と16日(日)開催のW決勝レースです。
ここに訂正させていただきますのとと同時に、お詫び申し上げます。
ちなみに本誌チームは例年通り「土曜日」でエントリーしましたよ?



例年の如く、エントリー期間を過ぎてから
「エントリーを忘れちゃって!!」と慌てる方が多いのではないかと思いますが、
募集定員(両日150チーム)に達しない場合は、追加エントリー募集の可能性もありますので、
詳細はツインリンクもてぎWEBのDE耐!情報をご覧下さいね!!

我々モトメンテRTとしましては……(更新つづく)

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post : 2010年02月12日  comments (4)

どもー!
ここ半月ほど、急に冬らしい冷え込みとなり、バイク通勤もシンドイ日々が続いておりますが、
モトメンテ読者の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

東北や北陸地方の皆さんは大雪で大変でしょうけど、くれぐれも雪下ろしの際は気をつけて下さいね。

さて、本日、2月16日発売のモトメンテナンス88号が大日本印刷さんから届きましたっ!

今回の表紙はコレだっ。


イヤ??目の覚めるような青がドーン!と飛び込んできますネ?。
おっと、表紙に写っているツインカムエンジンの車両は……エフッ!
そう、ホンダCB750Fでございます。 ということはFにまつわるメンテナンスも出てくる??
それは読んでからのお楽しみということで…

さてさて、今回の巻頭特集は『快調エンジンのツボ!!』ってなタイトルがついております。

ざっくりと内容をお話すると、
「んん??なんか単車の調子がイマイチなんだけど……」という時のトラブルシュートについて
モトメンテならではの細かな解説で特集を組んであります。
故障診断から各種調整、電気デバイスの仕組み、アッと驚く裏テクなどなど盛り沢山の内容ですし、
様々な車種に流用できるネタも満載ですので、ぜひ本屋さんで見つけたら、レジへダッシュしてくださいね!

超人気企画『ボンビーメンテナンス』も前回同様拡大版でお届けしていますよ??。

post : 2010年02月07日  comments (2)

割れたサイドカバーの補修 その1
割れたサイドカバーの補修 その2

二度に渡ってお送りしてきた【実践!マキシ工作室】ですが、いよいよ今回のハイライトともいえる作業に突入。
それがコレ↓↓

■欠損部をどうにかしたいっ。

割れて無くなった固定用ステー部。今回はコイツをやっつけます。右は生きてる方のステー。

振動でいつのまにか↑のような状態になってしまったエルシノアのサイドカバー。
せっかく樹脂溶接というテクを学んだのだから、それを生かして欠損部を再生するのです!
ってことで、とっとと作業開始。

●まずは型取りから。

生きているステーを参考にして大まかな形状を決めます。用意したのはカバーと同じ厚さのABS板。

●型紙の製作

形状を決めたら紙を切り出し、本体と合わせます。イビツに突き出た部分は邪魔なのでカットすることに。

●ちょいと寄り道……

溶接面となる部分をヤスリで均していると、なんかペキペキと音がする……
と思ったら、10cm近いクラック発見! 慌てて裏から溶接しました。うーん、もはやこのカバーはゴミ同然かも……。

●型紙通りにABS板を切り出す

少し大き目にABS板を切り出し、ヤスリで成型。しっかし厚さ2mmのABS板は切り出し、成型共にしんどかったッス……

●溶接前の最終確認

成型したABS板をあてがい、生きている方の形状と比較しながら、形を整えました。

●溶接開始!

暫定位置に板をテープで固定し、平らな板の上で溶接を開始。とにかく水平が出ているかに気をつけます。
この段階では溶接棒ナシ。とりあえず切り出した板と本体の境目を溶かして仮溶接。実はこれでソコソコくっつきます。

●続いて表側も溶接!!

【左】溶接前。ココは強度が必要なので両面しっかりやります。【右】溶接棒ナシで仮溶接し、流し込み用V溝を作りました。

●なんとなくカタチになったぞっ!!!

【左】裏はどうせ見えないのでこれでもか!と盛りました。【右】表側は成型のしやすさを考えて慎重に溶接しました。
一応それっぽくなってきましたよ!

●あとはひたすら成型あるのみ

溶接部が冷えたら、凸凹したビード部分を削ります。棒ヤスリで粗取りし、その後ヤスリスティックで仕上げました。
ABS板が平らについているか確認すると、若干裏側に反っていました。裏側を先にやったから引っ張られたのかな?
でもまぁ、許容範囲ってことで。

●ついでにコッチも

『溶接後はヤスリで均せる』と分かったので、『その1』『その2』で作業した部分も改めて表から溶接しました。
その後、ひたすらヤスリスティックで溶接の凸凹を取り去り、フラットにしました。マジで疲れた?。でもこれで安心!

●ってことで、完成!!

【左】表側はこんな感じです。溶接跡は分かるけど、塗っちゃえば無問題! で、溶接した部分を良く見ると、
溶接部より外側の部分が白く変色しているのが分かりました。コテから熱が伝わってこうなったのかな?
溶かし込みがうまく行った、というサインであると良いんだけど。
【右】早速車体に仮装着しました。若干穴が小さかったのですが、スティックで削ると問題なく装着できたっ!!!

と、一応はカタチになり、車体への装着もバッチリ! 不器用にしては怖いくらいうまく行きました。
ここで『大成功?!!』と喜びたいところですが、色を塗る前にしばらくこのまま耐久テストをするつもりです。
だって色塗ってからクラックが入ったりすると悲しすぎですからネ。
とりあえずあと2日間くらい乗ってみて、問題なければテキトーに色を塗ろうと思います。
僕としては満足な出来ですが、師匠(勝手に呼んでる)の室長板橋さんは、コレを見て何て言うだろう?

いやー今回のブログは写真が多かったですね。読みにくかったと思います。スイマセン。
でも、本当に出来るかな?と思っていた『欠落部分の再生』、不器用な僕でもここまでカタチに出来ました。
(そのかわりスンゴイ時間がかかりましたケド)

樹脂溶接が出来るようになると、『ゴミ同然の部品』が『使える部品』になっちゃうんですから、エコテクですよね。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。

おっとー!2月16日発売のモトメンテナンス89号でも、『マキシ工作室』では樹脂溶接を取り上げています。
今回もみなさんのお役に立てるテク満載なので、ぜひチェックしてくださいね!!

post : 2010年02月02日  comments (2)

前回、台風のネタをアップしてから幾星霜……。
アッという間に年が変わってさらにもう2月。
普段の仕事の他には、特別ナニをしているというわけではないのに
なんだか慌ただしく時間だけが経っている気がします。

それはさておき、本日関東地方は夕方過ぎから雪、雪、雪。
朝、家を出る時はスッキリ晴れていたので、
「大して崩れることはないだろう」とタカをくくったのが大間違い。
編集部を出る時はみぞれ混じりの雨だったものが
東京から千葉県に入る頃にはすっかり雪ですよ。
トリッカーのトランクボックスにはレインウェアを入れているので
体が濡れてしまうことはなく、この冬はじめて取り付けた
ハンドルカバーのおかげで指先が凍えてしまうことはありませんでしたが
ヘルメットのシールドに積もる雪に「電車で帰れば良かったなぁ」と半泣き。

で、半泣きなのは私だけでなくトリッカーも同様です。
風に乗って横から吹き付ける雪は、エンジンの熱を容赦なく奪い取り、
油温がさっぱり上がりません。外界の影響をモロに受ける空冷ならではの宿命です。
この時期、普段の夜なら50℃台までは上がる油温が、
今日は22?23℃までしか上がらず、50?60km/hでしばらく走ると
10℃台まで下がってしまいます。

それがどうした、という方もいるかも知れませんが、
油温が下がったエンジンオイルは粘度が上がり、流動性が低下します。
粘り気が増したオイルはオイルポンプからうまく送り出されなくなり
(極端な喩えですが、ハチミツをスプーンでかき混ぜるような状況を
イメージしていただければ分かりやすいと思います)
潤滑を必要としているエンジン各部に十分行き渡らなくなる可能性があるのです。
そうしたシリアスなダメージ以外にも、当然ながらフリクションロスが
アップしてエンジンのレスポンスが低下します。でも、滑りやすい
濡れた路面では、多少ダルな方が扱いやすいか。

とか何とかあれこれ考えているうちに、京葉道路で江戸川を渡る橋の上で
ついに8℃! まで下がってきました。トリッカーの油温計はドレンボルト部に
付けてあるので、クランクケースが冷やされまくっている影響を
受けているとは思いますし、燃焼室周辺に行ってるオイルが
そんな低温であるわけはないのですが、少なくともクランクケースに
帰ってきたオイルの温度が著しく低温になっているのは間違いありません。

およそ50分走って帰宅して、エンジンを止めてしばらくすると、徐々に油温が上がりますが、本日はここで打ち止め。最高油温が25℃では、潤滑でもシールでもオイルがオイルらしい働きをできるのか!?と心配になります。サービスマニュアルやオイルの資料で、低温粘度が0Wならマイナス10℃以下でも使用できるという記述がありますが、それはあくまで外気温度のハナシで、エンジン稼働中のことではありませんからね。ちなみに低温粘度20Wのオイルの使用下限外気温度は5℃。ということは、今日のような厳しい寒さの日には使用不適ということなのね。


油温が極端に低下し、それと並んでエンジン各部の温度にムラができるのも
好ましいことではありません。今日のような天候の場合、
シリンダーの前面は強烈に冷却され、一方後側はそれに比べれば
温度が高い状態となります。そうなるとシリンダーの膨張状態が
均一にならず、シリンダーとピストンの当たり方にムラが出る可能性が生じてきます。
好き嫌いは別にして、この点で有利なのが水冷エンジンですね。
水温が上昇しづらければサーモスタットが開かず、
冷却水がヒートジャケットとなってシリンダーやヘッドの温度を
混合気が霧化しやすく、オイルの温度もちょうど良いあたりに
落ち着かせてくれます。

横殴りの雪にガンガンエンジン熱を奪われる中、
唯一の安心材料は、このトリッカーに入れているオイルが
0W-30という低粘度タイプであるということ。
モトメンテ本誌でオイル記事を担当して以降、性能が保証されているなら
オイルの粘度はできる限り低い方がいろんな意味で良いと考えている私は、
好んで低粘度高性能オイルを使っているのです。
そのおかげか、心臓に悪い表示を続けながらも、特に具合が悪くなることなく
トリッカーは無事に私を家まで運んでくれました。

とりあえず、これからはもう少し天気予報を信じます。


ハンドルカバーもうっすら雪化粧?。でもこれ、止めておいて積もったのではなく、走行中に積もった雪です。見た目いまいちスマートさに欠けると思っていた(今も思っている)ハンドルカバーですが、この雪を直接グローブで受けることを考えるともう外せません。さらにグリップヒーターを追加したいほどです。

post : 2010年01月21日  comments (12)

前回のブログ投下後、マキシ工作室『室長』より直々にアドバイスを頂いたワタクシ。
自分の中ではフィニッシュ!としていた割れ補修を再び行うことに。

今回のテーマは下記の通りです。

?『こて先』のモデファイ。
?穴あき部から放射状に走る亀裂部分にも要溶着!

まず?について。
STDのこて先は樹脂溶接に適しているとは言い難い形状でした。
そこで室長からのアドバイス通り、銅棒をこて先として利用するためのカスタムを行います。

そして?について。
先日のブログを見て室長曰く
「亀裂を放置すると、また割れるぞっ!」
と。今度割れたらもう終わりっぽいのでしっかり裏から補強することにします。
方法としては、亀裂をこてでV字溝形状とし、そこへ溶かした樹脂を流し込む、というものです。
なので、?のモデファイもそれに適した形状にします。

ってことで早速作業開始。

●こて先は銅棒にチェンジ。

【左】取り外し可能なこて先なので、近い径の銅棒を東急ハンズで購入。僕の40W仕様ではφ4でした。
【右】STDのこてを外します。根元部では黒い皮膜が剥離してました。これがはんだ用コーティング?

●銅棒を加工します。

【左】針金用カッターで銅棒をカット。前回、取り付けネジ部で余計なキズをつけた反省を踏まえ、STDのこてよりも
突き出しを長くしようかとも思いましたが、40W仕様ではこて先が冷えて作業しにくいかも、と判断。同じ長さにしました。
【右】切断面がちょうどV字溝を入れるには良い形状だったので、先端角90度を目標にヤスリでガリガリ。
銅は鉄に比べると加工しやすいので、形状変更は容易に行えますね?。

●加工完了。

【左】あっという間に加工完了。室長からは「こて先に平らな部分を作っておくと、溶かした樹脂を押し付ける際に良い」と
アドバイスをもらっていたので、溝入れしつつ、押し付けられるこの形状としました。
【右】こてを暖めるために本体にセット。見る見るうちに銅が黒く変色していきました。酸化して酸化銅になったってこと?

●いざ出陣!!!!!

【左】細長?くヒビが見えてますね。ここにV字溝を掘ろう、ってワケです。
【右】一気にガーッと行く、ではなくて溝が徐々に深くなるように3回くらいに分けて亀裂部分にこてを走らせます。

右の写真は、3回目のこて入れ後の様子です。
亀裂部分にこて先端を押し当てたら、表層を左右に押し分けるようなイメージでこてを動かし、
押し付けを徐々に深くして溶かし込む樹脂が入り込むスペースを確保しました。
しかし、見ての通り、両側は焦げた感じになってしまいました。
ウーン……。今回は濡れ雑巾を駆使して、温度管理には気を使ったつもりなんですけどねぇ。
イヤイヤ、これはABS樹脂の表層部分が特に劣化してるから炭化しやすくなってたんだ!(……そう思いたい)
だって、V字溝の頂点、つまり樹脂板の中心付近は焦げてないわけだし。ま、見えないからイイや。

●気を取り直して作業再開。

【左】一番長い亀裂の作業途中です。ABS樹脂棒を溶かしながらV字溝に落とし込み、こて先端のフラットな面で
表面を平らに成型しながら溶着していきます。
【右】左の溝はこて入れ1回目。右は3回入れた溝。焦げ具合の違いが分かると思います。
この焦げ部分は結構盛り上がっているので、流し込み前にニッパーなどで切り取った方が後の成型が楽かも。

●見た目は悪いけど、作業完了!!

【左】確認できる全ての亀裂部分に溝を掘り、ABSを溶着&充填しました。
ハッキリ言って、溝の両脇部分で炭化した部分が非常に醜いのですが、一応作業としては完了ッス。
【右】カバー表面の様子。特に変わった様子もナシ。あ、作業中には、反対側も確認しながらやった方が良いと思います。
あと、亀裂部分に関しては、カバーを蛍光灯などに透かせると、微細な亀裂も発見しやすいですよ。(成型色にもよりますが)

というワケで、今回の作業は終了です。
そもそも劣化したから割れてしまったに等しいカバーなので、亀裂部分もしっかり対処しなければダメだ!
そう板橋さんに教わってトライしましたが、まだまだ思うとおりには行きません。

やっぱり、溶着というからには、樹脂棒を溶かしつつも、カバー本体もアツアツな状態にしなければ、真の結合力は
発揮できないはずです。しかし、今回モデファイしたこて先形状では、なかなかそれもうまく行かず、結果的には
今回の僕の作業は『溶かした樹脂を溝に流し込んだだけ』といっても良いのかもしれません。
しかし、溶かした樹脂をこてで押し付ける際には、なるべくカバー側の樹脂部分にこてが触れるようにしたので、
埋め込んだ部分がポロッと取れちゃうことはなさそうです。

しかし、補修した部位を表から軽く指で押すと、どこからか「ペきっ……」とかすかに音がするんですよねー。
まだ見えない亀裂がどこかにあるのかもしれないし、溶かし込みが甘いのかもしれません。
そんなこともあって、最終的には補修部分をまたぐカタチで板状のリブを溶着し、
オイルタンクとカバーの隙間を埋めようかと思ってます。その辺はフィッティングしながらの判断ですが……。


★次回予告★
【実践!マキシ工作室】はまだまだ続きます。
しかもお次の課題はかなりハード。

●コイツをなんとかしたいっ!

【左】エルシノアのサイドカバーは、車体側からの突起に引っ掛ける形状なのですが、僕のは欠損してます。
【右】本来はこーゆーカタチ。前後で二箇所あるので、生きている形状を参考にABS板で欠けた部分を再生だ!!!

なんとなくやる前から結果が見えている気もするけど……まぁ何事も経験ですから。
最悪、どうにもならなくなったら、社外品のカバー買いますわ(笑)。

post : 2010年01月15日  comments (0)



東京オートサロン』に行ってきました??。
オートサロンといえば、チューニングカーからショーカーまで数多くの車両とアフターパーツメーカーが集まるイベント。
恥ずかしながら、会場へ足を運ぶのは今回が初めてです。

●超ド級のスポーツカーから懐かしい車まで、色んなクルマがいます。

【左】現行NISSAN GT-R。押し出しの強さは歴代Rでも群を抜いています。
【右】サニトラオーナーなので、ついサニーには見入ってしまいます。渋い210でした。

●僕の大好きなトラックは少数派。

【左】マジョーラのブースで見かけたC1500。昔は沢山いたケド、近頃は全然見かけませんねぇ。
【右】なんと現行ビートルをぶった切ってトラックに! 和み系ピックアップです。

●これにはヤラレタ!

【左】ホットロッドカスタムショーでも見かけた車。シェビーのC-10ソックリですが…なんか小さいっス。
【右】荷台もC-10の雰囲気をうまく再現していました。アオリはD21ダットラ用だそう。

今回見たカスタムカーでイチバン気に入ったのは、↑のトラック。
どこからどう見てもC-10ですが、ベース車はなんとスズキ・ラパン!!とっても良く出来てます。 
イイなぁ?コレ。

●自動車系専門学校の生徒さんの作品。

【左】NATS(日本自動車大学校)のブースでR1を発見! 
【右】なんとEV車になっていました! 巨大なコントローラーの下にはバッテリーが搭載されています。 


【左】ツインスパーフレームの幅にちゃんとバッテリーが収まっていました。目標は『TTXGP』??
【右】こちらは湘南オートモービルビジネス専門学校のいすゞ117クーペ。
車両を丁寧にレストアしながらも、トランクルームにはハイテックなオーディオが!

オートサロンでは、上記以外でも様々な自動車専門学校の生徒さんの作品が展示されていました。
自由な発想で作り上げられたアッと驚く車両が多数! 
若者のクルマ離れが叫ばれる時代ですが、一生懸命作品を説明してくれる彼らの姿に、少し胸が熱くなりました。


●超有名レーサーも目撃!

ベストカーのブースで、超有名レーサーを見かけました。
アメリカのヒルクライムイベント『パイクス・ピーク』を、化け物みたいなスズキ・エスクードで何度も制覇している
モンスター田嶋さんです!!(2009年も優勝されてます)。サインもらえば良かった……。

★オマケ
●ついにこんな装置が開発される時代となりました。

コレ、なんだか分かりますか?

多分、機械を見ても何にも分からないと思いますが……
この『RSO(Run Sound Operation)』と呼ばれる装置は、ハイブリッド車がモーターだけで走っている際に、
擬似エンジン音を発生させるシステムなのです!
今後、ハイブリッド車を中心にEVなどもドンドン増えてくると思いますが、そうなった時に問題となるのが
『走行音が静か過ぎて、歩行者などに気づかれにくい』ということ。
常軌を逸した爆音は迷惑ですが、安全上はある程度の音が出ていないと危険でもあります。
ハイブリッドやEVが普及すれば、こういった装置はドンドン開発されるんでしょうし、ゆくゆくは義務化されるのかもしれませんね。

こういったショーではついつい派手なものに目が行きがちなんですが、パーツメーカーさんのブースを
くまなく見て回ると、アッと驚く意外な発見ができるかもしれません。

さて、東京オートサロンは17日(日)まで幕張メッセで開催中です。
お時間ある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?
クルマ中心のショーですが、楽しいと思いますよ??。

最後にひとつお知らせです。今日はとある車両を見学するためにオートサロンに出かけていましたんです。
どんな車両を取材したかは、2月16日発売のモトメンテナンス88号でご紹介する予定です。お楽しみに!!!!

post : 2010年01月13日  comments (10)

どもー。モトメンテツチヤマです。
とっても寒?い日々が続いていますが、こんな時こそバイクいじり!

で、今回のお題は『割れたサイドカバーを補修する』であります。
もちろんネタ元は、モトメンテナンス誌で御馴染み、『マキシ工作室』
この『マキシ工作室』、モトメンテ誌でもヒジョーに人気の高いコーナーでして、
巻頭特集に並ぶほど読者のみなさんからの反響が大きいのです。

で、今回僕がトライするのは、モトメンテナンス87号の同コーナーでお届けしたばかりの『樹脂溶接』です。

●パキーン!と割れちまいました。

愛車MT250 Elsinoreのサイドカバー。見ての通りのアリサマです。

●破損部の詳細。

結構長くヒビが入ってマス。割れた部分は完全に穴があきましたが、破片はちゃんとあります。

先日、サニトラの荷台に積む際に、不注意で樹脂製サイドカバーを割ってしまいました(泣)。
古い車両なので新品はもちろん、中古部品もナカナカ見つからない。
しかし、偶然にも、モトメンテ87号のマキシ工作室で取り上げたのはABSの樹脂溶接。

こんなに良い教科書があるんだから、編集スタッフとしては、やらないわけには行きません!!
エルシノアのサイドカバーも素材はABS樹脂(多分……)。失敗するかもしれないけど、挑戦あるのみです。
ってことで早速スタート。

●用意した道具と素材。


今回の作業で使った道具は写真の通り。
?はんだごて(40W)
?ABS板(A4サイズ:1.0mm厚→東急ハンズで購入)
?ヤスリスティック(#400→ホビーショーでもらった)
?ニッパー(プラモ用)
?デザインナイフ(同上)

まず破損部の断面を一様に整えるために、デザインナイフとニッパーを駆使して、
ギザギザ部分を取り去り、ヤスリスティックを使って肌を整えます。
その後、溶着する部分の周りの塗膜を軽?く剥いでおきます。

そしてハンダごてを暖めている間に、買ってきたABS板を、細長い棒状に切り出して溶着棒を用意。
これで準備は全て完了。おっと、溶着する部位の洗浄&脱脂も忘れてはいけません。

今回、作業に熱中するあまり、途中の写真がありません。
ってことでいきなりフィニッシュ!

●一応、くっついた!!

欠落部分をはめ込み、はんだごてで溶着棒を溶かしながら溶着。一応くっつきましたヨ。

実はいまだにこのサイドカバーの素材がABS樹脂なのかどうか、確証が持てないのですが(笑)、
とりあえずカタチにはなりました。↑の写真はある程度やすりで凸凹を取り去った状態。
ABSの樹脂棒でくっついた、ということは多分素材はABSだったのだと思います。

●裏側も念のために溶着。

【左】遠目にはキレイに見えますが……
【右】実際はこんな感じ。かなり凸凹っす。実は表も最初はこの位盛り上がってましたが、ヤスリがけで馴らしました。


とりあえず作業を終えてみての感想ですが、やっぱり『読む』と『やる』では大違い。
結構カンタンじゃね?とナメてましたが、母材と樹脂棒を溶かしながら隙間なく流し込むのはナカナカ難しかったです。
でも作業を進めるうちになんとなくコツがつかめたような気がしました。

まだ作業途中ではありますが、ここまでの作業で気が付いたことを書いておきますので、
参考になるか分かりませんが、チャレンジする方は読んでおいて下さい。

?はんだごての『こて部分』はキレイに掃除しておく。
→こての掃除をせずに作業をスタートしたため、一発目の溶着の際に、前の作業でへばりついた『何か』が
くっついてしましました。こてが暖まった時点で金属ヤスリとか濡れ雑巾でキレイにした方が良いです。

?濡れ雑巾は必ず用意。
作業の時、用意するのを忘れました……。僕はコントローラーも持っていないので、こての温度は常にMAX!
そのため何度も焦げを作ってしまいました。必ず用意しておきましょう。

?塗装はしっかり剥いでおく。
溶着する部分の塗装は断面から2mm幅くらいで剥ぎましたが、どうせ補修ペイントするんですから、
もっと大胆に広範囲に渡って剥がした方が良いです。
僕の場合、塗膜を剥ぐ範囲が狭すぎたため、作業中に何度も塗膜の乗った部分にこてを当ててしまい、
塗膜が焦げて(炭化?)して茶色くなってしまいました。

?こて先端の取り付けネジに注意!
これは完全に僕の不注意ですが、はんだごてによっては、先端のこて部分と本体部がプラスネジで連結されてます。
そういったこての場合、作業中にこてを寝かしすぎると、ネジ部分が部品に触れて溶けちゃいます!!
悲しいことに僕は二度もやっちまいまして、余計なキズを作りました……。
↓↓
●チキショー!

矢印で示した部分、これがこての寝かしすぎにより、ネジ部が触れて出来た傷。
テキトーにやってると、余計な作業が増えるので注意ッス。

とまぁ駆け足で作業報告しましたが、流し込んだ部分にまだ微妙な凹みがあるので、またやります。
この補修が終わったら、色塗って完成!と言いたいんですが、実はフレーム側の突起に引っ掛けるステー部分も
欠損しているので、樹脂溶接を駆使して新たにステー部を新造する予定。
もちろんこの模様もお届けしますのでお楽しみに?。多分失敗して醜いモノになると思いますが。笑。

僕は、これまでモトメンテを読むだけで満足し、あまり実践しなかったクチですが(笑)、
最近は少しでも多くの作業を経験してレベルアップを図りたいと思うようになりました。
いい加減サンメカ見習いから脱出したいというのもあるし、難しい作業も一人でできるとうれしいですし。

このブログを読んだ方のうち、一人でも「オレもやってみよう!」と思ってくれたら嬉しいっス。
ではでは??。



雑誌紹介

モトメンテナンスモトメンテナンス

日々のメンテナンスから不動車の再生、そしてレストアまで「バイクいじり」を幅広くカバーするメンテナンス総合誌。あると便利な工具・ケミカルの紹介から、業者への発注の仕方、そしてアッと驚く工作テクニックまで、いじり好きの編集スタッフが自ら実践し分かりやすく紹介。

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