個人的にはルックス最高!
投稿日：2015年11月23日
評価：
（5.0）
年式：年
燃費：一般道：36.0km/L 高速道：32.0km/L
満足している点
生まれながらのカフェレーサー、存在がレアであるため、ノーマルなのにカスタムマシンと間違われる。
ノーマルなのにスーパースポーツ並みにバックステップ。
カフェレーサーだけあってハンドルだけ見るとかなり前傾風に思えるががハンドルポストが高いためツーリングさえもこなせるオールラウンダーで少し伏せるとレーサー気分になれる。
アメリカンのエンジンだけあって、中低速もよく粘り5、60kmでもイライラしない。トコトコ走れてエストレヤ
的要素もあり。
シート高が低いのは安心。164cmの私でも両足ベッタリ。
スパークプラグの取り外しが簡単でメンテナンス性良好。
わずか11リッターのガソリンタンクも燃費の良さで不満なし。
燃費は最低30、最高40km/lで大変満足。
ショートのメガホンマフラーもグッド・ルッキング。
不満な点
膝の位置が下がるのでタンクでまともにニーグリップ出来ない。
エンジンをかけ損ねても、ライトが点きっぱなしでバッテリーが心配。
ブラック塗装のエンジンで写真では常に冷却フィンさえ確認できず、シルエットのみ。
減速比が低過ぎで60kmでもかなりエンジンが唸っている気がする。やはり6速、或はワイドギアが欲しかった。
重心が高く立ちが強く感じる。スラロームすると良く分かる。
それとフロントサスが柔らかすぎて急ブレーキ時が危なそうに感じられる。私はショップで固めにセッティングしてもらった。
燃料コックにoffがないのでメンテが面倒。
タコメーターが欲しかった。
これから購入する人へのアドバイス
現在のバイクにないコンセプトが見直され 中古の値段が徐々に高くなる傾向にあり、お勧めしにくいです。どうしてもという方は信用のおけるショップでご購入を。
ただし、20年前の車両なのでパーツが手に入り難いのは覚悟して下さい。
私は三年前に30700km走行の中古を手に入れ、約8000km走りました。(2016年11月時点で)
走行距離の割に調子が良くラッキーでした。
アメリカンのエンジンをカフェレーサーの車体に移植したミスマッチすれすれの風変わりなバイクです。バイクに急かされるのが嫌な人には特にお薦めです。
スタイリッシュな外観だけに車体にキャリア、ボックス等を取り付けるのはためらいがありますのでツーリング時は背負いのバッグ等で工夫したいところです。カフェレーサーに積載性を求めるのはナンセンスかもしれません。
今までオフロードのシングルばかり乗っていて、気分転換にツインを買ったものの全く新鮮味が無く不満タラタラだったのですが、 考えてみればビラーゴのエンジンなのでロングストロークであったり、意図的に振動を出していたり、重心が高かったりでシングルエンジンのオフロード車と性格がかぶってしまったのでしょう。
それにしてもいつの間にかこちらが同化してしまいました。
ビラーゴのエンジンといってもツインキャブ化で、高回転も強化されています。その走りは中々に味わい深く、奥深いもの。手放したら悔いが残る気がします。ゆっくりも、そして飛ばしてもよし 楽しめる一台だと思います。
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