ゲタバイク。実はオールラウンダー
投稿日:2016年12月18日
評価:(4.0)
年式:年
燃費:一般道:35.0km/L 高速道:30.0km/L
満足している点
燃費良く全く不具合が出ない頑丈な維持にお金のかからないバイクです。軽いのでなんの気負いもなく乗れて、大きなリヤキャリがあるので、ボックスも着けられて買物にも便利。タンクが大きいので航続距離も長く実はロングも得意。低速でも粘るエンジンは林道も楽々。と、本当にオールラウンドに楽しませてくれる、良いバイクです。オンロード寄りタイヤを履かせたら、意外に峠のテクニカルな道は速いですよ^_^
不満な点
高速道路は80キロ巡航が限界です。100キロ巡航するとエンジンが割れそうな音がします。
地味な見た目と排気音。
これから購入する人へのアドバイス
本当に安くて維持にお金のかからない良いバイクですよー。
なかなかいいですよ!
投稿日:2012年10月11日
評価:(4.0)
年式:年
燃費:一般道:25.0km/L 高速道:26.0km/L
満足している点
40代のリターンライダーです。主に休日のツーリングに使います。
発売当初から気になっていたバイクでしたが、当時は大型免許が無く、取得後最初に購入したバイクです。
細身のトラスフレームに、左右2本出しマフラーのスタイリングとが、私の好みに合いました。
20,000キロ走行の中古を破格値(38万)で購入後1万キロ乗りましたが、今のところ消耗品以外の故障個所はありません。燃費はこのクラスにしてはかなり良好ですので、お財布に優しい。
ワインディングも高速も、安定していると思います。60キロまでは、パラツインの鼓動を聞きながらゆったりと流すのが気持ちいいです。ワインディングでも、車重の軽さを活かしてよく曲がると思います。5000回転以上回すとエンジンの音も性格もガラッと変わって弾けるように加速します。よく効くエンブレのおかげであまりブレーキを使いません。
リヤサスがボヨンボヨンしてましたが、OHしてハイパープロスプリング入れて、減衰調整したら良くなりました。フロントのサスは、評判ほど悪くないと思います。
最近のSSに比べるとエンジンパワーは半分程しかありませんが、私には十分です。
不満な点
この時代のセパハンのバイクは、長距離はつらいですね。
フロントシートがなぜか前下がりになっているので、ブレーキをかけると腰が前方に滑ります。なので、しっかりニーグリップしてシートパッドにお尻を押し付けて乗っていると、シートパッドの材質的な欠陥から、どんどん削れてしまいます。私は合皮のレザーを加工して被せて対応しています。リヤシートはただのフタみたいなものなので、二人乗りは向かないと思います。
2000回転以下は全く使い物になりません。低速トルクも弱いので、発進時に気を使いますが、これは慣れます。
フロントブレーキの遊びが少なく、かなりカックンです。後ろのブレーキキャリパーの設計が古く、引きずり易い。
6速ギアが欲しかった。
これから購入する人へのアドバイス
短所も書きましたが、総合的に良いバイクだと思います。4気筒に乗り慣れた人には、かなりショッキングな乗り味のようですので、目からウロコか、全く受け付けられないかのどちらかだと思います。
中古価格もこなれていますし、維持費も安いので、スタイルを気に入れば、お勧めします。
最高です!
投稿日:2012年10月12日
評価:(5.0)
年式:年
燃費:一般道:25.0km/L 高速道:25.0km/L
満足している点
いつまでも眺めていたくなる、メッキされた極細トラスフレームの美しいデザイン。
自転車のように軽い取り回し易さ。
2ストのくせになかなかの燃費!
切れ味鋭いコーナリングと2ストの加速。コーナーはヒラッヒラです!ヨレヨレとも言えるかなあ?
友人にTRXと同色のパープリッシュメタリックブルーに全塗装してもらい、まるで新車のように蘇りました。おかげで、乗ってよし見てよしになりました!
乗り味にはもうそろそろ飽きがきていますが、このスタイルだけでも所有する価値があると思いますので、手放さいないでしょうねー。
不満な点
軽量さ故の高速時の不安定感。 100キロを超えると挙動がおかしくなって、まだまだエンジンには余裕があるのに怖くてそれ以上アクセルを開けられません。
生産年数が1〜2年と超短命のため、アフターパーツがほぼありません。生産台数が少なかった割に、この変なバイクを愛する方々が地味に多く、自主制作品のような形で維持に必要な部材はそこそこ揃います。
タンク容量9リットル。まーこれはスタイリングと引換えですね。
これから購入する人へのアドバイス
数十年前、免許を取って初めて手に入れたバイクです。免許を取ったらコレと決めていました。レプリカブーム真っ最中の当時にあってこのバイクを選ぶ辺り、10代から既に変態であったのかと、これを書きながら気づく・・・
見た目どおり、新免にはかなり乗り辛いバイクでした。友人と奥多摩に行ったりそれなりに楽しんでいましたが、半年程で事故に合って全損してしましました。中年になった今、あの頃よりもう少しうまく乗ってやれるのじゃないか?と思いだしたら、どうしても、どうしても欲しくなってこの度手に入れました。
二人乗り不可。航続距離150キロ。積載性ゼロの、近所の峠を駆けることだけに特化した、すべての無駄を削ったバイクです。したがって、それ以外の用途はありませんが、ひとたび峠に入れば、軽量ボディの恩恵を受けた鋭いコーナリング性能と、たった200CCの2ストエンジンが生み出すパンチ力で、最新リッターSSをも紫煙の彼方に消し去・・・れたらいいなあ・・・
年間200万台売れた時代だからこそ許された、デザイナーの遊び心の詰まったバイクです。2ストであることも含めて、もう2度と世に出ないシロモノですので、興味がある方は是非!!是非!! 色々な意味で笑えるバイクですよw