1997年に登場したBMW Motorad ラインナップ中、唯一のクルーザー・モデルR1200Cのバリエーションモデルとして2003年に登場。フレーム、エンジンなど基本的な車体構成は共通で、外装の変更によってバリエーションを増やしている。クルーザー・カテゴリの中では最後発となったモントークは、先に登場したR1200CLから大柄なカウルが取り払われたネイキッド・クルーザーのようなもので、同サイズのホイールはその太さがより強調される。縦に並んだ2眼ヘッドライトユニットは上部が常時点灯、下部がハイビーム用、小さいながらも効果的なウィンドシールドもデザイン・エレメントとなっており、リアサスペンションユニットを覆い隠すサイドカバーはモントークのみの専用設計。クルーザーでスポーティなライディングを愉しむならこのカタチ、というBMWが打ち出したひとつの答えとも言える。