北陸エリア(富山県) カテゴリ:建物・史跡
2016-08-14 04:19:05 走行日:2016-08-11〜2016-08-12
グー!(78)
休日出勤の代休を12日にしたので、どこかへ行こうかな?と思った。
ダムでも…と、ツーリングマップルをパラパラ。夏はロックだ、ロックフィルダムにしよう。
そのダムから道を辿って行くと、駅のポスターで見かけた「海に近い駅」の名前、ココにも行きたいなあ… ココに行ったらやっぱり砂浜をバイクで走ってみたいよね。
もしかしたら1泊になるかも? 急いでバックパックに荷造り、寝て起きたらスッカリ出遅れの時間。TVニュースでは渋滞の高速道路の映像。止めようか?いや、行かないと見られないモノがある。
勢いだけで渋滞の車列に飛び込んで見た景色は、穏やかなだったり賑やかだったり静かだったり。初めて見るモノばかりで何もかもが目に新しく、先へ先へと進んだら、とうとう戻るに戻れない距離に… いいや、宿とっちゃえ。
長野−岐阜−富山−石川と巡った1泊2日の道行きは、アツい真夏の約1200kmになりました。
※メインフォトは”ロック”界の巨人・御母衣ダム(岐阜県)と”赤いの”
”ロック”界の巨人・御母衣ダム
長野道・松本ICを降りて国道158号から安房峠道路、高山市街を走りながら物見して、国道156号へ。目指すは、”ロック”界の巨人・御母衣ダムです。
ツーリングマップルにも「巨大なロックフィルダムが出現」とあります。湖側の展望スペースはうっかりスルー。
しかし、国道を下ってると右手に巨大な堤体が!竣工当時は「東洋一」とうたわれた石垣のような姿は、MIBORO ダムサイドパーク前から拝めます。
【御母衣ダム】
・河川 庄川水系庄川
・目的/型式 発電/ロックフィル
・堤高/堤頂長/堤体積 131m/405m/7950千m3
・着手/竣工 1957年/1961年
・ダム湖名 御母衣湖 (みぼろこ)
発電用の巨大な水車
ダムサイドパークの外には巨大な発電用の水車が展示されています。
中ではミニシアターも上映されており、”楽しませる工夫”が凝らされています。
荘川桜記念館も併設され、次は桜の季節にダムと桜のコラボが見たいと思いました。
世界遺産・白川郷は人だらけ
マップルを見ると、近くに白川郷があるので、急きょ行ってみることに。
有料駐車場(バイク200円)に”赤いの”を停め、川を跨いだ吊り橋を渡ると、合掌造りの家々が並ぶ姿…と同時に、大勢の人・人・人。さすが、人気があります。
多くの家は現役
合掌造りが「展示」されているんだろうと思っていたら、民宿だったり普通の民家だったり、人がいまだに生活している現役でした。
昔ながらの造りの家に、BS用のパラボラアンテナやエアコンの室外機が付いているのも、ちょっと楽しい。
鐘楼も茅葺
集落にはお寺もあって、山門前の鐘楼も茅葺です。
この前で記念撮影をする人たちが大勢いましたが、中の本堂も茅葺屋根が立派で、ぜひ注目してほしい(笑)
ちょうど稲穂が出てる頃で、風が気持ちいい。
…ここまで来たら、行ける所まで行こう!となり、富山県内へ抜けて1泊。
海の見える駅は…
駅貼りのポスターで見た「海の見える駅」それは雨晴駅でした。「あまはらし」という名前もイイですね。
この日も天気が良く、海の向こうに立山連峰が見えるのを期待してましたが…宿の女将さんの言う通り、夏は霞んでぼんやりと。
日傘のおねえさんが絵になります。
1両だけの列車が
フォトを撮ってると、カンカンカン、踏切の警笛が。
ディーゼルの音も賑やかに、1両編成の列車が入線してきました。
相当古いようで、車体には錆もところどころに。それがかえって雰囲気があります。
千里浜なぎさドライブウェイへ
ココまで来たからには、ココはやっぱり外せないでしょう。砂浜の上をクルマやバイクで走れる海岸線。
海水浴シーズンは、ロープで仕切られるのでやや狭く、海から離れる北から南ルートはフカフカの砂にタイヤをかなり取られることも。
キンチョーしましたが、旅の仕上げとしては上々かな。
さあて、ネコ殿が待つウチに帰りましょうか…
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