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癒して 北茨城ツーリング<前編>

関東エリア(茨城県) カテゴリ:旅館
2019-05-19 23:32:13 走行日:2019-05-16〜2019-05-17
グー!(8)

16日朝、晴れながら雲多し。
06:42 荷造りに手間取り42分遅れでさいたま市の自宅を出発。野田市を抜け守谷市の沈下橋を皮切りに利根川沿いを走り霞ヶ浦に沿って北上、北茨城にある竜神峡に至るルートだがすでに通勤渋滞が発生し始め、小路に潜り込みながら東を目指す。
07:45 伊奈町、通学時間の通行規制と渋滞で11キロしか移動できず。
このまま当初のルートを走ると本日の宿に迷惑をかけると判断、霞ヶ浦方面をあきらめ筑波山を抜け竜神峡を目指すことで時間を調整した。
さて、ルートはどうしたものか…。方向が東から北東になっただけ、この先もメジャーな道は渋滞している。
少し悩んで、筑波までは概ねGoogleナビに沿って、渋滞の気配があるところでは勘(カン)で走ることにした。
今回は自称「ナメクジシステム」を作動させているので適当に走ったところで詳しく記録が残るから、後で参照するにも問題ないし。
その後もときどき渋滞に出くわすも、久喜を過ぎたあたりでどうにか渋滞から脱出したようだ。
08:30 久喜市郊外のコンビニで小休止朝食を採る。自宅から直線距離にして20キロ、約2時間29キロ走っての成果がこれだ。予想の半分しか走れていない…大誤算。
もう一つ誤算だったのが、グローブ。タッチパネル対応なはずが、操作できないのだ。ヘルメットに装着したGoProをスマホで操作するはずが、タッチパネル操作できずなにもしないまま電池が切れていた(Wi−Fi通信が活きた状態では待機状態でもかなり電池を消耗する)。
09:00 グローブを外し出発。
郊外だからか急に交通が閑散とし始める。過行く町も、ほとんど人影を見ない、ときおりご老人がいるだけだ。
09:10 国道4号に入る。渋滞していないため、このまま栗橋から利根川を渡る。ちなみに栗橋は地名で、利根川を渡す橋は「利根川橋」といいます、ちょっと雑学。
利根川を渡ってすぐ東へ、その後筑波山を視界にとらえながら走りやすそうな道を選んで走る。「結城」という道案内を見て、確か結城から東へまっすぐ筑波。そんな記憶が浮かび結城市へ、結城の名は「結城紬(ゆうきつむぎ)」で世に知らしめる。織物で有名。また関東有数の古都であり寺社仏閣・蔵も多い。寺院の建物も色使いが地味だが造りは立派。日光が近いからかな。
結城市内からまっすぐ東へ伸びる道路に入る。
10:00 給油休憩。このとき、サイドケースのキーが折れ曲る。手直しで伸ばすもキーに亀裂が入り、左右のふたを開けたところで折れた。このため以降フタをゴムロープで留てツーリングを継続する。
10:40 筑西市の「道の駅しもつま」で小休止。ここまでライダーには出会っていない、平日だからであろうか。
本日の気温は23度と言っていたが、日が照り始め暑く感じる。ミドルに来ていたトレーナーを脱ぐ。
平らな大地をひたすら走ってきたが、もう少しで山間部。ちょっとは攻める走りができるかな。
11:00 出発、すぐに筑波山に入る。はやる気持ちを庶民カーが抑えるように前を走る。抜けるほど力がないので大人しく追従。
スカイラインを越え、下りに入ると前を走る車はなくなった。非力なマシンでも下りは飛ばせる、あとはコーナーの度胸次第。
麓に降り、美味しいと聞く石岡の蕎麦屋に行こうとしたが本日休業と判明。進路を北へ。これがすこぶる快走な道で、走りにのめり込んで、いつしか食事を忘れていた。
12:00 笠間市通過、ビーフラインという美味しそうな道に入ったがライダーにとってはまさしく最高牛のような高速ルートで美味しく走らせていただきました。
あとで知りましたが「ビーフライン」は笠間・茂木間の結構メジャーなライディングコースでした。偶然とはいえ走れたことがうれしい。
このルートは、ヘアピンなど急旋回はなくコーナーも幾分少なく感じる。しかし上下に脈動するルート。まるで巨大な洗濯板を乗り越えているようだった。
12:40 城里町の物産センターで昼食。ざる天は美味しかった、天ぷらけっこう多め。
13:15 お腹が重くなって出発。相変わらずの快走が続くが、重くなった分だけ伸びが消えた。
13:35 常陸大宮通過、竜神峡まであと少し。
14:00 竜神大吊橋到着。平日だからか閑散としている。ここに日本最大級の「歩行者専用吊橋」がある。見るかぎり戦車でも渡れそうなとても立派な鉄橋なんですが…。ここに来るのは2度目、以前は震災直後だった。今回も思う、なぜにここにこんな立派な吊り橋が?
とにかく、そこからの眺めは素晴らしい。八溝山地の峰々が見え、新緑が爽やかな香りを運んできていた。また来てもいいかも、そんな気になる場所。
14:45 出発、谷間を北上。今晩の旅館まで1時間程度。とりあえずは北上。適当なところで検量補給と軍資金の補給しよう。そういう考えで走っていた。
…走っていたが、コンビニもガソリンスタンドもない。ガソリンも資金もないことはないが余裕が欲しい。
…目前に暗雲が立ち込めはじめる。いや、気分的にではなく現実にだ。降水レーダーを見ると郡山方面が雨のようなので、コンビニをGoogleで探す。
5キロほど戻ったところにコンビニがあり、資金の補給と小休止。あとは旅館までひとっ走り。
16:00 矢祭町の入り口にあったガソリンスタンドで給油、これで憂いはなくなった。店員から雨は多分降らないと言われ気分が少し落ち着く。サイドケースが密閉できないので不安だったのだ。
16:30 ナビ通りに進め湯岐温泉(ゆじまたおんせん)山形屋に到着。
老舗温泉旅館「山形屋」、湯岐温泉は花崗岩の割れ目から噴出する、自噴温泉。湯元はそのまま湯船になっていて、ぬる湯。山形屋以外は湯を引いているが、山形屋の温泉自体を共同浴場として外部にも提供している。混浴であるため、女性専用の時間が設定されている。入浴時間には注意が必要。
泉質はナトリウム泉、浸かっているとすべすべになる。入りやすく、効能が長く体に残る。山形屋は湯治宿から旅館になったというが設備は民宿に近い。もてなし膳は、地産をふんだんに盛り込み、味がしっかり通っている。食事は部屋への配膳、作りたてをどんどん運ばれてくる。小型のお櫃がそのままお椀替わりになるほど量は多いが多種の惣菜を食しているうちにご飯も皆さん完食してしまうという。
フリーWi−Fiの設備在り、au4Gが圏外ギリギリのためぜひWi−Fi利用したほうが良い。
22:00 各機器の充電を行い、就寝。

17日晴れ、日差しが強いが雲も多い。
06:00 起床。装備品の充電チェック開始。
06:30 移動ルートチェック完了、前日の軌跡データ自動保存を確認。充電完了を確認。
06:45 朝風呂。
07:15 身支度開始。
07:45 身支度終了、出発準備完了。
08:00 朝食、ザ日本の朝食と朝採りサラダ。自家製ヨーグルトでさっぱりとしている。
08:45 会計、宿を出る。
09:00 出発
塙町の家並を抜ける、役場近くに「豚の味噌漬け」表記が。昨晩頂いたがとても美味しかった、塙町は他に「刺し身コンニャク」がある。白く柔らかいものであった。
10:00 矢吹町に入る、矢吹町の公式ページでは紹介されていない。口コミでは味噌・酒など発酵食品が挙げられている。今回、矢吹町のはずれにある「新菊島温泉」が目的。3年前娘たちが「だだっぴろい混浴温泉に入ってみたい」というので家族で来たことがある。以前、妻と来た時は貸し切り状態だったこと、女湯から通路で混浴に繋がっているので”ワニ”がいたら退避しても温泉自体は堪能できることがポイント。とてもグラマラスに育った姉妹を愚かな男どもに魅せるなど言語道断だが、大きな温泉で家族のんびり感はとても癒された。
当の娘たちは、裸ではしゃぎまわれるお風呂を期待、しかし底のタイルがぬるぬる滑るのでゆっくり歩き回ることすら困難で不満なようだった。
10:28 工事渋滞にハマり、30分遅れで到着。
さらに魅力的になった妻子はなく、今回は独り。入浴料は300円、共同浴場並に安い温泉を他には知らない。
ご老人が一人いたが噴出口を牛耳り、打たせ湯扱いしていた。湧出量はものすごく打たせ湯レベルではないが。貸し切り状態であってもモラルある入浴を楽しみたいものだ。大人として。
整備が良いとはお世辞にも言えないが、全盛期はとても賑わったであろう、名残を垣間見ることができる。
底はさらにぬるぬるが増し、歩くことが困難なほど。湯温は以前より下がったのか、冷えた体がなかなか温まらない。30分浸かったが温まった気がしないまま施設を後にした。

竜神大吊橋

青龍には改正が似合います。これだけ立派だと吊橋ですが揺れません。

GPSとスマホ充電

GPSレシーバーで軌跡を記録、Qi充電で雨天でも充電できる環境を作りました。けど、充電器の耐久性がない。補強策を検討中。

甲子山を望んで

道の駅しもごうでのショット。春ちかしです。

バイクはいいよねってことさ

物産センター山桜での看板です。


スポット詳細情報

  • 竜神大吊橋

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