九州エリア(宮崎県) カテゴリ:自然
2018-12-17 10:36:33 走行日:2018-12-15〜2018-12-15
グー!(14)
朝晩と寒くなり、大分県の山頂でも初冠雪がニュースになっている。凍結で走れなくなる前に、今年最後のソロツーに行ってきました。
以前、大分県佐伯市にある「空の展望所」に行ったツーレポを投稿したときに、「もっと 素晴らしい 眺望が 県境に 在ります」とコメントを頂いた場所、「鏡山展望所」に行くことにしました。
近くのダムを巡りたかったのでルートを考え、当日8:00前に出発しました。
大分市内よりR10からR326を下り「北川ダム」を目指します。
北川ダム湖には昭和37年北川ダムの建設によって水没した、幻のアーチ橋「田代橋」があるそうで、事前にダム湖水位を調べてみると、工事のため水位を下げているという事で立ち寄ってみました。
そこからすぐ近くにある「道の駅 宇目」で休憩です。道中の気温は1℃と指先の感覚が無くなるほどで、温かいお茶で指先を温めます。
この道の駅のすぐ脇にはダム湖に架かる「唄げんか大橋」があります。変わった名前ですが、地元の民謡にちなんで命名されたとのことです。
北川ダム管理事務所でダムカードを頂き、次の目的地に向けバイクを走らせます。
6kmほどR326を南下していくと、「下赤ダム」が現れます。ここの近くには「天空の城ラピュタ」に登場するロボット兵が肩にキツネリスを乗せたたずんでいます。
日差しも暖かで、気温も上がって来たところで、次の目的地「鏡山展望所」に進みます。
R326からR10を北上し、鏡山方面へと右折、山道を駆け上がっていきます。
道幅も狭く落ち葉も沢山落ちていましたが、進んでいくと目の前が開け絶景が現れます。
「う〜ん、来てよかった。」
他に誰もいなく独り占め状態でしたが、この冬の日差し。太陽が南に傾いているせいで写真もすべて逆光です。
一息ついたところで次の目的地「黒沢ダム」に進みます。
北浦の方に山道を抜け、北浦I.Cから蒲江I.C(無料区間)を利用し、「道の駅 蒲江」に到着。
「黒沢ダム」までの時間をナビで確認すると25分程度。何とか12:00前には到着しそうなので、早々に出発。
ダムカード配布時間は8:30〜12:00、13:00〜16:00と決まっている為、少しペースアップし何とか到着したときには11:55とギリギリ。
管理事務所のインターホンを押しダムカードを頂きました。
この時に名簿に記帳するのだが、北海道から来ている方もいるのにビックリ。
「北海道からとは、凄いですね。」と事務所の方と話すと、
「最近は他県、しかも遠方の方が多いですよ。」と聞かされ
「ダムも奥が深そうだな〜。」なんて感じちゃいました。
次に向かった先は「床木ダム」。
佐伯 堅田I.Cから佐伯I.C(無料区間)を利用してK36を北上します。
ちょっと早く到着してしまったため、ダム周辺の写真を撮り、13:00に管理事務所に伺いカードを貰います。
最後の目標地点となる「青江ダム」。
到着して管理事務所のインターホンを押すも返事がない。ダム周辺巡視の為不在の様だ。
「また次の機会に貰いに来るか。」と周辺の写真を撮っていると、遠くからおじさんが歩いてきます。
「近くの住民の方かな?」と思いましたが、声を掛けてみることに。
「事務所の方ですか?」と聞くと
「ダムカード?こっちに来て記帳してください」とのこと。
いや〜、ラッキーでした。
ダムカードを貰い、帰宅の途に就きます。
少し寒かったですが青空にも恵まれ、ダムカード4枚ゲットとなるソロツーとなりました。
今年も事故無し、怪我無し、違反無しと良い一年を送ることができました。
ブーン(((っ・ω・)っ
走行距離:227km
MT-09燃費:24.3Km/L(メーター表示)
「北川ダム」
ダム湖に架かる「唄げんか大橋」のなまえの由来は、
昔、村里の娘たちが朝から晩まで乳飲み子を背負い、そのつらさ悲しみを唄に託したものが「宇目の唄げんか」で江戸時代の頃から受け継がれているそう。
その様子を表したモニュメントの前で撮影。
北川ダムは竣工1962年の中央溢コンクリートアーチ式ダムで洪水調整や発電を目的に建てられたダム。
アーチ状が全貌出来る良い場所がないのが残念。
スポット詳細情報