東海エリア(愛知県) カテゴリ:自然
2017-11-19 16:18:19 走行日:2017-11-19〜2017-11-19
グー!(55)
リターンした一昨年、初めて見に行った豊田市の小原四季桜まつり。
モミジやドウダンツツジの紅葉と桜の花のコラボは幻想的な光景で、翌年も見に行こうと思っていたのに足を骨折して行けなかった。正確には車で通ったのだけれど、やはりゆっくり見たい。
今年も見頃と新聞に載っていたので、どうせならモミジの名所も見たいなと周辺を探すが、愛知県の紅葉名所ナンバーワン香嵐渓は大渋滞だし・・
そうだ! 先日ブロス友が紹介していた岩屋堂公園へ行ってみよう。ここも渋滞するが、朝なら空いているかも。
そんな大雑把な計画を立て、早目に行こうと思っていたのにまさかの朝寝坊。
またヤラカシた!
香嵐渓と違って岩屋堂の駐車場の情報は少なく、何時から開いているのかわからなかったがとにかく行ってみよう。
何とか8時までに着きたいと思ったが、さすがに難しそうだ。途中の電光掲示板の表示は4℃。今朝はさすがに冷え込んだ。
幸い車は少ない。近くまで行っても、ほとんど車はいない。おかしいな。
間もなく駐車場というところで、ようやく係員が立っていた。
「バイクは止めれますか?」「本当は9時からなんだけどね」
そう言いながらも誘導して下さった。道路脇の未舗装部分。私のバイクは大丈夫だが、SSなどスタンドが細いバイクは注意が必要だ。
下りて歩く。本当は、今日の夜まで行われるライトアップが有名なのだが、昼間も綺麗だ。
夏は天然のプールにも使われる鳥原川沿いに少し歩くと、名前の由来になっている「岩屋堂」が現れた。
「岩屋堂」とは、元々名僧行基に由来する天然石の祠のことと説明にあった。
そのすぐ近くに暁明ヶ滝。この辺りは東海自然歩道のルートにもなっていて、展望台もあったが時間の関係でパス。
朝の光を浴びてモミジの紅葉が美しい。視線を落とすとモミジの絨毯。
川面に映りこむ青空と、モミジの赤、木々の緑や黄色など鮮やかだ。
まだ行き交う人も少なく、のんびりと眺めを楽しめる。遊歩道は長いが、次があるため途中で引き返した。
茶店の前を通るといい匂いがしてきた。朝ごはんは食べてきたので、みたらし団子をいただく。
「本当は10時からなんだけどね。今日は人が多そうだ」とご主人。
ふっくらと柔らかい団子に、少し濃いめの醤油たれがとても美味しかった。
ふと見ると、真っ青だった空に雲がかかってきた。
やはり予報通り日差しは長く続かないようだ。先を急ごう。
バイクへ戻ると隣に一台止まっているだけだったが、車はすでに満車だった。
係員のおじさんにお礼を言って、モミジ祭りの期間中だけ一方通行になっている出口から帰る。
ここから小原四季桜まつり会場までは慣れたもの。とはいえ30Km弱あるのだが、主要道路を外すのでスイスイ走れる。
途中、いつも目安にしている四季桜を見るが、今年は花が少ない。昨年も少ないかなと感じたが、それ以上だ。
R419に出て左折すると、間もなく川見四季桜の里へ到着した。思った通り四輪の駐車場は満車だったが、バイク用は空いていた。
今年は紅葉がバッチリだ。モミジにドウダンツツジ。10時前に着いたので、順光で、より綺麗に見えるのも嬉しい。
ただ、やはり花が少ないため山を歩くのは止め、川見薬師寺へ上ることにした。
厄払いの意を込めて、石段が88段、33段、42段と続く。ライディングシューズではちょっと大変。
何とか上ってお参りを済ませると、今年も境内で餅や鬼饅頭を売っていた。お土産にヨモギ餅を購入。
帰りは坂を下り、日に透けるモミジの葉を楽しんだ。
バイクへ戻ると、こちらは既にたくさんのバイクが止まっていた。
歩いてきたためか体がポカポカしている。このまま帰るのももったいないかな。少し回り道しよう。
いつもの山岡の道の駅へ。
すると、何やらイベントをやっていた。ポン菓子や石焼ピザ、作業所の小物、昔懐かしい遊びコーナーなど。
少し小腹が空いたので、地元でとれた野菜を使ったトン汁をいただいた。
食べながら水車を見上げる。止まってる?
「水飛沫で雨が降ったみたいになっちゃうから、今日は止めてあるのよ」と売り場のおばさまが教えてくださった。
確かにテントにかかりそうだ。
ふと見ると、北西の空から雨雲が近づいて来るのが見えた。
もう少し走りたかったが、雨に濡れるのはごめんだ。今日は帰るとしよう。
そう思いつつ、同じ道を通るのは芸がないと、少し脇道へ反れたりしながら昼過ぎに帰宅した。
今回も無事故無違反、無転倒でした。
走行距離 約130km
燃費 26.2km/L
本日のレギュラーガソリン 128円/L(愛知)
スポット詳細情報