近畿エリア(滋賀県) カテゴリ:自然
2017-06-05 22:48:05 走行日:2017-06-04〜2017-06-04
グー!(56)
昨夜の宣言通り、朝早く息子は帰っていった。私も起きたついでにゴソゴソ。予想通り風も弱まったので出発するか。
6月だというのに相変わらず気温、湿度共に低いので、インナーにネックウォーマーも装着。名古屋市内だけ名二環を使い、久しぶりに下道で桑名へ。
R421を走り、宇賀渓を横目で見ながら永源寺方面へと向かう。トンネルができてから石榑峠を通らなくてよくなったものの、滋賀県側はまだ細い部分が残っている。とはいえ、以前の道に比べればかなりマシだが。
今日は「西へ行こう」とだけ決めて出発したが、来週長距離を走るので、無理はせず近場のダムと道の駅巡りをすることにした。
先ずは道の駅『奥永源寺清流の里』へ。
すると、なにやらイベントをやっていて、自転車の数が半端ない。ゼッケンをつけているところを見るとレースだろうか。
駐車場で誘導をしていた方に尋ねると『びわ湖 東近江 SEA TO SUMMIT 2017』というイベントで、カヤック11劼肇蹇璽(自転車)38辧登山6劼鯀箸濆腓錣擦織肇薀ぅ▲好蹈鵑里茲Δ紛サ擦鬚靴討い襪箸いΑ
ところでこの道の駅、開くのが9時半と遅い。せっかくなのでブラブラしながら開店を待つ。その間にバイクが次々と入ってきた。やはりツーリングを楽しむ人たちだろう。ソロあり、ペアあり、グループありと賑やかだ。
開店と同時にスタンプを押し、くるっと見て回り出発。
次の目的地は、すぐ先の永源寺ダム。管理事務所へ行くと、ちょうど外で作業をしていたおじさんが手を休めて近づいてきた。
「遠くから来たの?」いえ、愛知県です。「愛知? 遠いねぇ!」
遠いのかな? 実感が湧かないが、カードを受けとる。「GWは1日に60枚くらい出て足りなくなったから、印刷したところですよ」ノートを覗くと、今日は私で4人目だった。
お礼を言って直ぐ下の駐車場へ移動しダムを眺める。田植えの時期なので水が少なく眺めは今一つだったが、車で訪れる人も入れ替わりあり、人気スポットのようだ。
堰堤の上を散策し次のダムへと向かう。
地図を見ると、近くにたくさんダムがある。順に回ってみようと広域農道を走ると、田植えが終わったばかりの田と、刈り取りを待つ麦畑が見事だったので、道端に止めて写真をパチリ。いいなぁ、こういう時間。
次に行ったのは日野川ダム。溜め池のような可愛らしいダム湖だった。ヘラブナを放流しているとかで、釣りをしている人を何人か見かけた。ゆっくり、静かに走って管理事務所へ。ここでも「おっきなバイクで来たんだねぇ」とおじさんに驚かれた。
R477でその数キロ先に蔵王ダム。こちらは少し大きなロックフィルダム。
駐車場には、ハーレーが一台止まっていた。
こんにちはと挨拶すると、とても話好きなおじさんで、バイクを眺めていろいろ話しかけてきた。菰野に住んでいるので、この辺りはお散歩コースだという。
急ぐこともないので付き合っていたら、あっという間に30分以上たっていた。
そろそろ…とキリにして、管理事務所へ。
ここは忙しいのか、カードを渡すとさっさと中へ入ってしまった。
次は野洲川ダム。カードを配布しているかわからないと書いてあったので、ダメなら諦めるかと思っていたら、近くの温泉施設『かもしかの湯』で配布しているとのこと。
これまでも何度かこういうパターンがあったので、まっすぐフロントへ行ってカードを受け取った。ついでに青土ダムへの行き方を尋ねると、「GSの所を右折すれば道沿いにありますよ」と親切に教えてくださった。
ダムに着く手前の青土エコーバレイでカードを配布しているのは調べてあったので、カードをもらってからダムへ。
ダム周辺は、BBQ施設などファミリーで遊べるスポットになっているようで、たくさんの車が来ていた。でも、やはり水が少なく、「今日はボートには乗れません。釣りもお休みです」と、他の客へ説明しているのを耳にした。
さて、そろそろ帰ろうか。最後は道の駅『あいの土山』だ。R1沿いにあるのでわかりやすい。そういえば、まだ昼食をとっていなかった。さすがにお腹が空いたので、地元の黒米を練り込んだといううどんと、黒米の巻き寿司がセットになった定食をいただく。
一息ついたところで、売り場で土産を買う。土山茶を使ったういろうをチョイス。
すると、ふと視線を感じた。
ご飯を食べたら暑くなったのでジャケットは脱いでいたが、ライダーブーツを眺めてそれとわかったらしく、ライダージャケットを着た男性がこちらを見ていた。
レジに並んでいるうちに姿は見えなくなっていたが、外へ出るとXJR1300の横にいた。
SSTRのシールが貼ってある。思わず声をかける。
「これは去年と一昨年のなんです」
よく見ると、ナンバーが2つあり、シールには2015の文字も見えた。
「今年も行くつもりだったんですが、仕事でやむなくキャンセルしたんです。でも、夕陽を見れたんですよね。もう残念で…」
昨年も一昨年も見れなかったのは聞いていた。来年こそは夕陽を見たいと熱く語っていた。
ソロで走るのが好きというその男性は、地元の方だった。ダムでお会いした方を上回る話好きで、今度は1時間くらい喋っていた。付き合う私も物好きかな。
話している間にも、次々にバイクが入って来た。女性の姿もちらほら。「SSTRも女性の参加が増えましたよね」と、またSSTRの話に戻ったり、私の魔女〜羅ステッカーを見て、「小諸のですか?僕、長野に住んでいた時に行きました」という具合に。
さすがに3時を回ったので、そろそろ出発しないと遅くなる。「来年、千里浜で会いましょう」と挨拶して出発。
R1で県境を超えて三重亀山へ。そこから真っすぐ帰れば良かったものを、津市に新しい道の駅ができたと知り、寄ってみることに。
関宿を過ぎた辺りK144へ折れ、川沿いを気持ちよく走る。R306へ出ると間もなく道の駅『津かわげ』に着いた。
山間部はずっと20℃以下だったが、街へ下りるとさすがに気温も上がったので、ここでミルクソフトを食べた。
さあ、帰ろうとR306へ戻る。東名阪自動車道を通って帰るつもりが、鈴鹿〜四日市間がいつも渋滞するのでそれを避けようと国道を進み、さらに住宅地の中を抜ける県道を走ってR365へ。
新しくできた東員インターから高速に乗る。と、明らかに3桁のスピードで一台のバイクが抜いていった。危ないなぁ・・・
帰る途中で実家へ寄って土産を届け、給油して陽のあるうちに帰宅した。
今回も無事故無違反、無転倒でした。
本日の走行距離 約280
燃費 27.5/L
本日のレギュラーガソリン 114円/L(地元)
※メイン写真は日野川ダム湖です。
青土(おおづち)ダム
自由越流堰とゲートを備えたダム。
写真の角度が悪くて見えませんが、この向こう側にも半円形の洪水吐があります。
満水の時は洪水吐へ流れ込むのが見れるのですが、残念ながら今の時期は難しそうです。
道の駅 あいの土山での昼食
黒米が名物らしく、米そのものも売られていました。
巻き寿司も黒米、うどんも(見づらいですが)黒米が練りこんであるので黒いというか、紫色でした。
白米よりももっちり感が少ない感じです。
スポット詳細情報