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30年ぶりの御前崎は快晴！

東海エリア（静岡県）　カテゴリ：建物・史跡
2017-02-04 21:26:11　走行日：2017-02-04～2017-02-04
グー！（80）

節分の金曜日は、晴れていたものの風が強く、土曜日も強風だったら走るのを止めようかと天気予報を見ると、風は弱まり暖かくなるとのこと。それならと、昨秋予定していたが雨で行けなかった御前崎へ行くことにした。
秋に同行予定だったTさんに連絡すると、あいにく用事があると言う。
突然だったから仕方ない、ソロでもいいかなと思っていたら、思いがけず年に数回しか土曜休みのないブロス友のＳさんが一緒に行ってくださることに。前日の夜中に、待ち合わせ場所や時間を打ち合わせ、当日の朝を迎えた。

風が弱まると聞いていたのに、待ち合わせ場所の道の駅『潮見坂』へ着くと結構強い。
朝は冷え込み、冬用グローブをはめていても手は真っ赤。「予報に騙された～」と言いつつ出発。

R1とR150でのんびり東へ向かう。道の駅から弁天島を通る浜名大橋からの眺めは見事で、右手に太平洋の大海原、左手には、遠く雪を抱いた南アルプスまで眺めることができた。
その後も淡々と平野を走るので景色は良い。ただ、信号が多い上によく引っかかるのでなかなか進まない。それでも渋滞するほどでもなく、車の流れに乗って走っていると、天竜川を越えた辺りで富士山が見えた。
ここからでも見えるんだ！
不思議なもので、富士山が見えると一気にテンションが上がる。いつの間にか風も弱まっていた。

今回は、まだ行っていない道の駅のスタンプラリーも兼ねていたので、道沿いにあった『風のマルシェ御前崎』へ寄る。
そこから御前崎の灯台は直ぐだった。
しばらく前から右手に風力発電の風車がたくさん見えていたが、浜岡原発を過ぎ海岸沿いの道に出ると、サーファーがたくさん海にいるのが見えた。
そして前方には真っ白な灯台。

下の駐車場へバイクを止め、階段を歩いて登る。運動不足で足が痛かったが、海抜15ｍ、20ｍと標識が立っているのでそれを見ながら歩く。『地球が丸く見える』と書かれた所で振り返ると海を見渡せたが、水平線が曲線を描くほどではなかった。

上まで登ると、青い空をバックに白亜の灯台が現れた。明治7年5月1日初点灯と標識があった。100年以上海を守ってきた働きもの。
せっかくなので灯台の中へ入ってみた。入場料は200円。狭いらせん階段をグルグル上ると、最後はハシゴ。頭をぶつけないよう気を付けて登ると、灯台のライトが設置してある場所へ到着。そこから外へ出られるようになっていた。
西には先ほど走ってきた道と海岸線、東には伊豆半島がかすんで見える。
そして北には、街並みの向こうに富士山がはっきり見えた。
気持ちいい。

しばらく景色を眺めた後、灯台をあとにした。天気が良いので、バイクもたくさんすれ違う。
半島をぐるりと回ると、今日の昼食場所、なぶら市場だ。市場に併設された食堂へ入る。お昼時とあり、どこも待ち人が並んでいたが、ほどなく呼ばれて席に着いた。
「本日の水揚げ」と書かれたおすすめメニュー、季節の金目鯛にもひかれたが、私はカキの天ぷら定食、Ｓさんは刺身定食をチョイス。カキフライは食べたことがあるが、天ぷらは初めてだ。レモンを絞り塩をつけてパクリ。フライよりも衣が軽いので、あっさりとしている。冷凍ではなく生を使っているとうたってあったが、臭みが全くなくおいしい。

お腹が膨れたところで、デザートのアイス。こちらもご当地ものをと、私は本わさび、Ｓさんはしらすアイスを。
スプーンが付いていたのでお互いに味見したが、しらすはそれほど違和感なく、ワサビは食べた後にピリッとした辛みが残った。

時間が早かったので、帰りは違うルートを通ろうと、道の駅『掛川』へ向かう。
R473のバイパスで東名高速の相良牧之原インターへ向かうが、そこからが大変。真っ直ぐ行ける道がなく、ナビを頼りにあっちへ曲がり、こっちへ曲がり、船頭のＳさんは大変そう。
何とか無事到着しスタンプゲット。
灯台で、歩いていたら暑くなってインナーを取ったが、帰りは高速を使うことにしたので再び装着。
掛川インターから東名高速に乗り、Ｓさんとは途中のインターで手を振って別れ、17時半、何とか陽のあるうちに帰宅。
今回も無事故無違反、無転倒でした。

本日の走行距離　約340Km
燃費　27.6Km/L（前回悪かった分伸びた？）
本日のレギュラーガソリン　111円/L（地元）

メイン写真は、御前崎灯台の展望デッキから南西の眺め。