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富士山リベンジツー成功! でも、その後に・・

甲信越エリア(山梨県) カテゴリ:自然
2016-10-31 13:49:48 走行日:2016-10-29〜2016-10-29
グー!(63)

29日の土曜日は富士山ツーを予定していた。
金曜日になって、お一人仕事で参加できなくなったメンバーがいたのは残念だったが仕方ない。
それ以上に心配だったのが天気。いつもの富士山の晴れ男Bさんも、今回は雨で中止かも・・・というところまで心配したが、前日の予報で決行することに。
今回は、新潟、埼玉、東京、山梨、愛知から6人が参加。愛知メンバーの一人は前日のうちに「出発するね」と連絡が来た。
集合が中央自動車道一宮御坂インター出てすぐのセブンイレブンだったので、新潟のRさんと7時半に諏訪SAで待ち合わせた。

この時期なら完全冬装備が妥当だが、なぜかBさんと会うと必ずと言って良いほど暑くなる。予報を見ると、やはり最高気温は20℃近い。
長袖Tシャツに冬用ジャケット、下はオーバーパンツに、念のためグローブも春秋用を準備。
そんなこんなで、3時間あればつくだろうと4時半出発をめざしたが、出遅れて50分に。

前夜まで降っていた雨も止み、路面はウエットだった。
ちょっと急いで誰も走っていない東海環状自動車道を制限速度プラスで走る。
いつもの神坂PAで休憩。空が明るくなってきた。寒さはない。
トンネルを抜け、上り線の魔のカーブ、阿智PAの手前で走行車線に白い乗用車が止まっていた。右前輪が変な方向を向いている。
事故? と、すぐ先に白いトラック。
ちょうど走行車線にも追い越し車線にも車やトラックがいて、それをよけるのに精いっぱい。細かい状況をみる暇はなかったが、事故が起きて間もなくだったようだ。おそらくこの後、交通規制と渋滞があるだろう。運が良かった。

時間を見て駒ケ根SAで休憩。そこへメールが来た。東京のKさんから「緊急トラブルで呼び出し〜ごめん」とのこと。残念だが仕方ない。「またね」とメールを返し、集合場所までの時間を見て出発する。
ところが、ナビは57分と出ていたのに、実際には30分ほどで着いてしまった。さすがにちょっと寒かったので、諏訪湖を見ながら無料の温かいお茶で手を温める。小腹も空いてきたな〜と思ったところへ、これまた時間より早くRさん到着。「ナビで見たら・・」と同じことを仰っていた。雨を予想してカッパを着てきたが、降られずに済んだとのこと。少し早いが給油して出発。

諏訪〜諏訪南間は、リフレッシュ工事のため片側対面通行をしていたが、渋滞もなく通過。
ほどなく小淵沢インターという所で、いきなり目の前に富士山が姿を現した。
それはもう、見事なほどドーンと。まさか見えるとは思っていなかったので、見とれながら走っていたが、時間を見ると余裕がある。ミラーには雲が取れて八ヶ岳も見える。「よし」と双葉SAに止まり展望台へ。しっかり写真に収めて出発。

その後も、少し隠れることはあってもずっと富士山が見えていた。
一宮御坂インターで下りセブンを見ると、すでにBさんとSAさんの2人が到着して手を振っていた。ほどなく埼玉のSIさんも到着。5人揃ったので、近くのスタンドで給油して出発。

今回は、R137御坂みちをそのまま進むのではなく、途中からK708へ左折した。
ここでBさんがTDMではなくCRM250に乗ってきた理由が判明。K708はウエットに重なる落ち葉、さらにヘアピンカーブの連続というオフ車が喜ぶような道で、
当然オンロードのグラディウスとCBR1000RR、NC750Xには泣けるような道。最後尾のSIさんのSL230は本領を発揮できそうだ。
転倒しないよう、ゆっくりゆっくり走行。まだ上りだったから良いが、下りなら・・
おまけに、後から分かったが、路線バスも通るという。出会わなくて良かった〜

さて、その道を登りきるとトンネルがあり、そこを抜けると・・
目の前に富士山が姿を現した。
それはもう、見事なくらいはっきり、くっきりと。リベンジ大成功!
「ここまで見えるとは思わなかったな〜」とBさんも驚いた様子。やはり私たち2人の相乗効果かな。
太宰治文学記念室が2階にあるという天下茶屋の横でしばし富士山を眺める。
観光客も何人かいて、ここまで来るんだと感心した。

下りは、SLには先に行ってもらい私たちはあとから行く。R137への合流地点が出づらいので、少し先のローソンで待ち合わせた。工事車両がいたり、片側通行をしていたりで足止めされたが、下りは路面が渇いていたので走りやすかった。
ほどなく全員ローソンへ集合。

先ほど上から見えていた河口湖湖畔へバイクを止め、11月1日から始まるもみじ祭りの会場を散策する。全くといってよいほど紅葉には早く、ほとんど緑のモミジの下を「暑い〜」と言いながら歩く。オーバーパンツを脱ぎ、ジャケットのインナーを取りグローブも交換。荷物にはなるが仕方ない。

河口湖を回り西湖の北を通る予定が、高校駅伝が行われていて交通規制のため一周する羽目に。おまけにランナー、応援団、指導車などがいて走りづらいこと。思いがけず時間がかかってしまったが、本栖湖へ。今月2日に来た時は、北から反時計回りに一周したが、今回は南から時計回り。
千円札の写真スポットで富士山を眺めるが、いつの間にか雲に隠れてしまっていた。
が、しばらく見ていると雲が切れて、絶景とまではいかないが半分ほど姿を現してくれた。
ありがとう。

そこからR300本栖みちで西へ下る。ちょっとクネクネを楽しみ、身延線へ出たところで下部温泉にある食堂で昼食。馬と鹿の肉を使った丼『馬鹿丼(うまかどん)』をいただく。「どっちが馬でどっちが鹿かなぁ」などと言いつつ完食。

少し進むと富士川を越え、R52を横切りK37を進む。途中K810へ左折し細い田舎道をトコトコ。ブラインドカーブと見通しのきかないトンネルにドキドキしながら進むと、道路工事で砂利道。これが続いたらいやだなぁと思っていたら、すぐに右折。
目的地の見神の滝に着いた。

わりと落差のある立派な滝で、「こんな所に滝があるとは思わないでしょう」とBさんが言われる通り、案内してもらわなければわからない。
他に誰もいない滝のそばで、記念写真を撮ったり、お喋りをしたり。
このあとSAさんが伊豆方面へ行かれるので、下りた所でお別れだねとルート確認などをし、さあ出発という段階になって

キュ、キュ、キュ・・
RさんのCBRのエンジンがかからない。

「バッテリーかな。押しがけするか」と坂道で試みるがかからない。
そこへSAさんが「ジャンプスターターを持っているよ」と貸してくださった。
サイトで見たことがあっても、実際に使うのを見るのは初めて。SAさんご本人も、初めて使うと言う。
バッテリーの端子へつないで、セル一発で始動。すごい!
良かったね〜と山を下りる。
K37に合流するところで、一旦停止して右折。と、後ろからけたたましいクラクションが。
ちょうど左手が広くなっていたので止めて振り返ると、一旦停止の所でRさんが止まっている。
幸いこちらが下り坂になっていたので、そのまま惰性でこちらへ下りてきて道路脇に止めた。

「エンジンを切っていないのに止まるなんて、このまま走るのは危ないよ」
「レッカーを呼ぶか」

「この先にホムセンがあるから見てこうか」とBさんが走る。
その間に保険屋へ電話をして状況を説明。レッカーを呼ぶと時間も費用もかなり掛かりそうだが、背に腹は代えられない。
なにしろ、ご近所ならまだしも、自宅から300Kmも離れた場所にいるのだから。
「レッカーって、無料区間はどれくらいなのかな」「○○は無制限」「あ、レッド○ロンも無制限」
「こういう時、無制限は助かるよね」
残った4人で、話の種にしてワイワイ。ほどなくBさんから「バイク用は売ってなかった」と連絡が来た。
レッカーは30分ほどで着くと言うので、お喋りして待つ。

問題はどこにレッカーしてもらうか、どうやって帰るのかだったが、
Bさんの自宅へ運び、2○んかんでバッテリーを買って交換しようと話がまとまった。
Rさんはしきりに気にされていたが、困った時はお互いさま。いつ、誰に同じようなことが起きるかわからないのだから。

時間より早く到着したレッカーの軽自動車に、みんなでCBRを乗せ、Bさん先導で国道へ向かう。
K421との分岐点で、SAさんはお別れ。ホーンで挨拶。また走ろうね。
SIさんはK4を右折していった。
私は、増穂インターから中部横断自動車道へ乗り、双葉JCで中央自動車道へ。
Rさんが無事に帰れるといいねと思いながら。

アクシデントはあったものの、富士山リベンジツーとしては大成功のツーだった。


まさかそのあと、自分があんなことになるとは思わなかったけれど、家に着くまでがツーリングとはよく言ったものです。
いつもの無事故無違反、無転倒というフレーズを書けないのが心残りですが、早く治して復帰します。
ちなみに、私のグラ君をレッカーしてくださった方が、朝の事故のレッカーも行なったと言っていました。京都ナンバーで、その方は電車で帰って行かれたそうです。私は、帰りだったし自宅まで乗せてもらえてラッキーでした。

それにしても、ブロス友のありがたさをしみじみと感じたツーリングでした。

追記)
ちなみに、コケた恵那峡SAまでの時点で、走行距離は約630kmでした。

中央自動車道 双葉SAからの眺め

上)北西を見ると、八ヶ岳がくっきりと見えました

下)ちょっと雲がかかってしまいましたが、富士山がばっちり

待ち合わせのセブンイレブンで

このあと、SIさんのSLが登場し、今回はこの5台でのツーリングです。

ここでRさんから新そばのそば饅頭をいただきました。
小腹が空いていたのでパクリ。美味しかったです。ご馳走様。

トンネルを抜けると・・

恐ろしい枯葉積もるウエットのコーナーを登ると、絶景が待っていました。

河口湖を散策

まもなくもみじ祭りが開催されるそうですが、さて・・・?

散策していたらこんなものが・・

模型屋さんが作ったという1/1サイズのゼロ戦。すごいなぁ。

本栖湖からの富士山は・・

あいにく雲に隠れていました。

これでも、少し切れて見えた方です。

昼食は馬鹿丼(うまかどん)を〜

Bさんが、気になっていたけれどなかなか来れなかったという丸一食堂。

身延線、下部温泉駅からすぐの所にあります。

どっちが馬でどっちが鹿の肉かな?
わかりませんでした。

見神の滝

細い県道を走って行くと、素敵な滝がありました。

今回ドタキャンになってしまったKさんが見たら喜ぶだろうな〜とのスポットです。

レッカーのお世話に・・

走っている途中じゃなかったから、転倒もせず、ケガもなくて良かったよね。

笑い話ですんだトラブルでした。

ブロス友のありがたさに感謝の一コマ。

こちらは笑えない・・

やっちゃいました。

当分バイクはお預けです(TT)

それにしても大きな車、家までのルート案内が大変でした。
道が狭いので・・


スポット詳細情報

  • 見神の滝
  • 住所:山梨県南巨摩郡早川町雨畑
  • 駐車:あり

63人がグー!を付けています。

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