北陸エリア(富山県) カテゴリ:建物・史跡
2016-09-03 23:55:44 走行日:2016-09-03〜2016-09-03
グー!(65)
3日の土曜日、台風12号の影響で天気は下り坂との予報。愛知県は夕方から雨、三重県と静岡県はもっと早くから降り出しそう。
それなら北は?
天気図とにらめっこしつつ、早く出て早く帰れば降られずに済むと踏んで、久しぶりに白川郷へ行くことにした。
ところが、最初から朝寝坊。気ままなソロツーだから、まあいいか。先週は富士五湖巡りでかなり高速を使ったため、今回は節約してオール下道。R41から県道を経由してR156へ。北上しつつ、出発が遅れたのに、何故かいつもはスルーしていた分水嶺公園へ。朝の8時では誰もいない。のんびり散策して再び北上。
R158との合流地点からほどなく御母衣湖沿いの道を走るが、何かおかしい。
・・・水がない? 完全に湖底が見えている。
有名な荘川桜のある駐車場へ止めると、高鷲から来たというご夫婦に話しかけられた。
「ほら、あそこ、昔の道が見えますよ」全然水がありませんね。「こんなのは初めて見ました。家の方は雨が降っているんですけどねぇ」やっぱり雪が少なかったせいでしょうか。「それもあると思うけど。ところで一人で来られたんですか?」そうです。これから白川郷の方へ?「氷見までご飯を食べに行こうかと」海鮮ですか。いいですね。
そんな会話を交わし、「気を付けて」と挨拶して駐車場を後にした。
さて、御母衣ダムを過ぎると白川郷が近づいてきた。
ところが、集落を見渡せる展望台へ行くはずが、曲がり損ねてしまい、先に道の駅『白川郷』へ寄ることに。これ幸いと店員さんに道を教えていただき、UターンしてR360を左折。少しクネクネと上った先にドライブインの展望台があった。
麓からシャトルバスも出ている有名な場所で、外国人も訪れていた。とにかく、次から次へと人が来るので、写真を撮って早々に退散。
今回は、集落の中は散策せず次の目的地へ。
前回、四谷千枚田のツーレポにダムが出てこなかったとコメントいただいたので、今回はちゃんとダムもコースに入れてのツーだ。
R156をさらに北上すると、岐阜県と富山県の県境に出た。少し走ると富山県、また岐阜県・・と県境が入り組んでいる。間もなく道の駅『上平』に着いた。富山の道の駅は初めてだ。そこで地図を確認すると、目的地を行き過ぎていたことが分かった。戻ろうかと思ったその時、ポスターの文字が目に入った。
『越中五箇山』
20数年前に訪れたことのある懐かしい地名。
そうだ、ここにも合掌造りの郷がある。せっかくだから行ってみよう。地図を確認すると、道の駅からほんの数キロ先だった。R156沿いに駐車場があったので入ろうとすると、係りの人が来て、バイクはこの先のバス停の所から下った所へ止めろと言う。言われたとおりに行くと、そこでも係りの人が来て、すでに止まっていたバイクの隣へ止めてと言う。
よく見ると駐車スペース外で、そこなら無料でいいらしい。ちなみに普通車は500円だった。
今度はバイクを止めて散策。
観光客もいたけれど、白川郷のように多くはなく、ゆったり回って見学できた。最初に止めようとした駐車場へは、トンネルの中からエレベーターで昇れるようになっていて、集落を見渡せる展望コースもあった。
それにしても、朝は20℃と涼しかったので気持ち良かったが、この時の気温は30℃。歩くと汗が出た。
お次は、ようやく目的地のダムだ。本当に行きたいのは阿多岐ダムだったが、せっかくなので近くにあった境川ダムにも寄ってみた。ここも驚くほど水が少なく、ダムの管理人も「こんなのは見たことがない」と言っていた。夏のレジャーシーズンを過ぎ、人影のないダム湖は、なんだか物寂しい感じがした。
今度はR156をひたすら南下する。白川郷の横を抜け、御母衣ダム湖畔を走る。それにしても暑い。帰りはR156ではなくやまびこロードを走るつもりだったので、R158で道の駅『荘川』へ寄ってソフトを食べて一息。
R156へ戻り、ほどなくやまびこロードへ左折。高原地帯を走る道なので、少し涼しい。適度にクネクネした道だが、道路脇に草が多い茂り、見通しは良くないのが玉にきず。
白鳥の手前、やまびこロード沿いに阿多岐ダムはあった。ようやくダムカードゲット。これで岐阜県のダムカードをコンプリートできた。
途中で雨雲レーダーを見たら、当分雨は降りそうになかったので、帰りも下道で、のんびり休憩しながら帰った。
今回も、無事故無違反、無転倒で無事に帰宅できました。
走行距離 約440Km
燃費 28.0Km/L(2回の平均)
本日のレギュラーガソリン 122円/L(荘川)111円/L(愛知)
越中五箇山の合掌造り
『五箇山合掌の里』は、それぞれの家に宿泊できるようになっていて、写真の『菅沼合掌造り集落』は、土産物屋や食事処、資料館などが立ち並んでいました。
下の写真、左側はふき替えたばかりの合掌造りです。
屋根の色が違うのがよくわかります。
スポット詳細情報