バイクSNS バイクブロス・コミュニティ-ツーリングやカスタムレポート

寺巡り〜波の伊八の作品を訪ねて〜其の一

関東エリア(千葉県) カテゴリ:社寺・教会
2016-02-05 06:28:44 走行日:2016-02-04〜2016-02-04
グー!(21)

今回もお寺巡りしてきました〜\(^o^)/
今回は、「天台宗 東頭山 無量寿院 行元寺」と「曹洞宗 最勝山 真高寺」です。
先ずは「行元寺」のツーレポから。

メイン写真が参道入口です。
「日本一 幻の又八 波の伊八」とデカデカと宣伝しています。
メイン写真には写っていないですが、「慈覚大師円仁上人開基1150年」とか「東国最初の開山」などのアピールポイントが宣伝されていました(^-^)

ダラダラと参道の坂を登って行きます。

参道の途中にはこれでもかとシツコイくらいの宣伝パネルが建てられていて当寺をアピールしまくりなのです!!

そして「歓迎」「歓迎」の文字があちこちに踊り、まさにお寺挙げての歓迎ムード満点なのです!!

このお寺さんには「波の伊八」と「初代 高松又八」ら江戸の巨匠の作品が収蔵されているのであります!

「波の伊八」の異名を持つ武志伊八郎信由は、現在の千葉県鴨川市打墨の生まれで、当時、傑作を生み出す彫物師の多かったとされる西国(関西)に於いては「東国(関東)に行ったら決して波を彫るな」とまで言わしめた程の波を題材にした彫物に長けた人物です。
また、伊八の作品は後に富嶽百景を描いた浮世絵師 葛飾北斎にも多大な影響を与えたとされています。

「幻の名工 高松又八郎邦教」は公儀御用彫物師で、江戸城改修工事の際は、彫物棟梁として活躍したとされます。
江戸の頃は、彫物師と言えば高松家と言われ、彫刻界最高の地位あったそうですが、肝心の作品は戦火によりほとんど焼失してしまい、そのため幻の名工というわけです。
で、このお寺さんにその幻の名工の作品とされるものが見つかり、大発見だったそうです。

と、そんな宣伝文句が参道に埋め尽くされているのであります!!

参道を登りきると、山門です。
山門には豪華絢爛な装飾が施されていてとても素晴らしい立派な山門です。
慈雲閣と呼ばれているようです。

山門を抜けてすぐに可愛らしいお地蔵様が出迎えて下さいました(^-^)

手前が本殿で、奥の茅葺き屋根の建物が客殿だそうです。

こちらが客殿です。
左手前に蝋梅が咲いてました(^o^)
この客殿の中に波の伊八の作品が収められているようですが、残念ながら電話にて事前予約が必要とのことで今回は写真のみの観覧でしたOrz

左上に見えるのが鐘楼堂ですね。
手前には童謡「母さんたずねて」の歌詞が刻まれた碑がありました。
何故ここに?と思い、隣に建てられた案内板を読んだら、こんな感じの内容でした。
作曲家の海沼実と作詞家斉藤信夫は、夷隅町から岬町にかけての田園風景をモチーフに『里の秋』『蛙の笛』『夢のお馬車』『母さんたずねて』の名作を残した。
戦時中、このお寺に集団疎開して来た女学生達に思いを馳せ、平和を願ってこの曲を作った云々といった感じです。
なるほど…

本殿の手前に梅の木が植えられてましたがまだまだ蕾だらけです。
もうひと月くらいしたら紅く可愛らしい梅の花を観れるでしょうねぇ♪

こちらが本殿ですね。
本殿の欄間に「宝永3年(1706)彫物大工 高松又八郎邦教」の銘が見つかったそうです。


スポット詳細情報

  • 天台宗 東頭山 行元寺
  • 住所:千葉県いすみ市荻原2136
  • 電話:0470-86-3816
  • URL:http://www.gyoganji.or.jp
  • 駐車:あり

21人がグー!を付けています。

ログイン

会員登録する

注目のタグ

あなたのバイク今いくら?

バイク買取無料一括査定

メーカー:
郵便番号:
郵便番号を検索

PAGE TOP