四国エリア(愛媛県) カテゴリ:建物・史跡
2015-05-25 00:13:13 走行日:2015-05-24〜2015-05-24
グー!(30)
『松山城』散策!
週間天気予報では今日は雨の予定でしたが、曇りのち晴れでした。
はずれることもあるんですね。(笑)
こういうことなら、大歓迎ですが....
家から見える松山城、心地よい風に誘われながら久々に登ってみました。
自宅から20分ほどで行ける距離です。
松山城は、松山市の中心部である標高132mの城山山頂に本丸があります。
知る人ぞ知る二の丸庭園見学用の無料駐車場があるんですよ。(20台くらい)
ここにバイクを停めて黒門跡経由で本丸広場まで歩いて約20分くらいです。
散歩には丁度いい距離です。
ロープウェイ・リフトで行く方法もあります。
その場合は、片道270円です。
ここち良い汗をかきました。
松山市街の景色を眺めながらのんびり過ごすのもいいものです。
【二の丸史跡庭園入口】
松山城二之丸史跡庭園は、表御殿跡と奥御殿跡に大別されます。表御殿跡は北半分にある「柑橘・草花園」で、各地のカンキツ類や草花で昔の部屋の間取りを表現しています。奥御殿跡は西南部にある「流水園」で水と砂利と芝生で昔の部屋の間取りを表現しています。東側の「林泉庭」は、露岩を背景にした池や滝を配置して「わび」、「さび」を表現しています。発掘によって、その規模や大きさが注目された大井戸遺構は、そのまま露出展示しています。
○営業時間:9:00〜17:00
○入場料:100円
【戸無門】
松山城の石垣は、倭城の経験がある加藤嘉明公により、ほとんどのものが築かれており、特に本丸の高さ14mを超える屏風折の石垣などは壮大なもので、軍事目的を超えた芸術性をも楽しむことができます。
なお、天守のある本壇の石垣は親藩松平氏によって再建されたと言われており、一段と美しい仕上がりとなっています。石垣が描く扇状の曲線美と、その上にそびえる壮麗な城郭、これも松山城の魅力の一つです。
【一ノ門手前より天守を見上げる】
毎夜、日没から夜11時まで、松山のシンボルとしてライトアップされています。
松山城は、日本で最後の完全な城郭建築(桃山文化様式)として、層塔型天守の完成した構造形式を示していると言われています。現存12天守(国内に12ヶ所しか残っていない江戸時代以前に建造された天守閣がそのまま存在する城郭の総称)の1つで、国の重要文化財に指定されています。
慶長7年着手、築城主は加藤嘉明。
【一の門南櫓】
ノ門は天守に通じる本壇入口を守る門で、木割も大きく豪放な構えとなっています。形式は上方からの攻撃が容易な高麗門で、二ノ門との間は枡形という方形空間となっていて小天守・一ノ門南櫓・二ノ門南櫓・三ノ門南櫓の四方から攻撃できます。
【天守閣入口】
大天守は三重三階地下一階の層塔型天守で、黒船来航の翌年落成した江戸時代最後の完全な城郭建築です。また、「現存12天守」の中で、唯一、築城主として瓦には葵の御紋が付されています。
大天守、小天守、隅櫓を渡櫓で互いに結び、武備に徹したこの天守建造物群は、わが国の代表的な連立式天守を備えた城郭といわれている。
大天守の全高は、本壇から20m(しゃちほこの高さを入れると21.3m)。本壇は本丸から8.3mの高さがあり、本丸の標高は約132mであることから、大天守の標高は約161mあることになります。これは「現存12天守」の平山城の中では最も高い城郭です。山の高さは、同じ平山城である姫路城の約3倍の高さです。
営業時間:9:0017:00
料金510円
【天守閣内】
鎧兜や刀剣など展示されています。
連立式天守とは城郭の象徴である天守の構成分類の一つで、大天守・小天守・櫓を四方に配置し、多聞(たもん)櫓(長屋形式の櫓)でつなぐ形式をいいます。建物で仕切られた中庭ができるのが特徴で、厳重な防備手法であるため天守防衛の究極の姿であるとも言われており、「現存12天守」の中では、姫路城と同じ構成となっています。
【天守閣最上階】
江戸時代には、全国に170箇所はあったとも言われるお城ですが、江戸末期から明治にかけての戦乱や明治政府による廃城令、また天災や第二次世界大戦での戦災などにより、数多くの城郭が失われ、今や江戸時代以前に建造された天守が現代に残っているのは、全国で12城しかありません。
弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城
スポット詳細情報