近畿エリア(滋賀県) カテゴリ:自然
2014-11-26 06:37:02 走行日:2014-11-22〜2014-11-24
グー!(31)
朝の清々しい琵琶湖の風景。
山の麓は雲海でしょうか。
気持ちのいい朝です....
最終日は初めて琵琶湖の東側、鈴鹿山脈の裾野に位置する湖東三山と呼ばれる金剛綸寺・西明寺・百済寺に紅葉を見に行きました。色づいたもみじが境内を彩り、日本の四季の美しさを教えてくれます。
関西の紅葉三大名所ともいわれるだけあってどの寺院も歴史、景色、建物と素晴らしいもので最終日の思い出を飾ることが出来ました。
ベストシーズンの秋彩に染まる見事な名所に連続の感動を憶えました。
金剛輪寺
金剛輪寺は、奈良時代の中頃、天平13年(741)に聖武天皇の勅願で行基菩薩によって開山されました。言い伝えによりますと行基菩薩が一刀三礼で観音さまを彫り進められたところ、木肌から一筋の血が流れ落ちたため、その時点で魂が宿ったとして、粗彫りのまま本尊としてお祀りされました。後の世に「生身の観音」と呼ばれるようになり、全国の観音信徒より篤い信仰を集めています。
西明寺
鎌倉時代初期建立。
飛騨の匠が、釘を1本も使用しないで建てたものである。屋根は桧皮葺で、かえるまた、吹寄せ菱格子欄間等鎌倉時代の様式が保存され、鎌倉時代を代表する純和風の建造物である。天台密教の道場です。
百済寺
天台宗の寺院。山号を釈迦山と称する。本尊は十一面観音、開基は聖徳太子とされる。金剛輪寺、西明寺とともに「湖東三山」の1つとして知られています。琵琶湖の東、鈴鹿山脈の西山腹に位置する。百済の龍雲寺にならって寺を建てたので百済寺と号したといわれます。平安時代には、近江国の多くの寺院と同様、比叡山延暦寺の勢力下に入り、天台宗の寺院となっています。
百済寺
【庭園本坊】
百済寺一山の本坊は喜見院です。
現在の建物は、昭和15年に仁王門側から移転改築されたもの。それにともない庭園も旧本坊のものを拡張改造されました。
この庭は東の山を借景に山腹を利用し、大きな池と変化に富む巨岩を配した豪華な池泉廻遊式ならびに観賞式の庭園です。
百済寺
【喜見望郷庭】
この百済寺には喜見院と呼ばれる坊があって池泉廻遊式庭園がある。庭園の山上からは湖東平野が一望でき、遠くに比叡山を眺望することができます。
鎌倉、室町時代の百済寺の最盛期の頃は、小叡山と称されたらしい。
スポット詳細情報