バイクSNS バイクブロス・コミュニティ-ツーリングやカスタムレポート

2016/7/30 福島・会津

東北エリア(福島県) カテゴリ:自然
2016-07-31 10:48:58 走行日:2016-07-30〜2016-07-30
グー!(10)

レンタル店(出発)→R4→R115→R13→県道70→磐梯吾妻スカイライン→浄土平→県道70→磐梯吾妻レークライン→秋元湖→R115→磐梯吾妻スカイライン→県道70→R13→R115→R4→レンタル店

※ ソロツーリング     走行距離  :  210km

「東京でレンタルバイクを借りてツーリング」の第28弾。
今回は、福島県の会津方面を走ってきました。
今日は元々予定があったんですが、用事がキャンセルになったので、突破的に行ってきました。
家でゴロゴロしとこうかな〜とも思ったんですが、関東・東北ともに梅雨明けしたとの情報。
しかも週末は好天の予報と来れば、「今日走らなければ後悔する」と思った訳です。
会津方面は昨年の秋にも行ったんですが、その時は予想外の初雪で、予定していた磐梯吾妻スカイラインが走れなかったので、今回はリベンジです。
前回と同様に福島までは電車で移動して現地でバイクを借りました。
しかし、福島は暑い!
梅雨明けしたとは言え、ここは東北、涼しいやろな〜と思って来ましたが、めっちゃ暑かったです。
最寄駅からレンタル店まで15分ほど歩きましたが、この時点ですでに汗だく。
このまま熱中症で倒れるんでは…?と恐怖を感じるほどでした。
今日の最高気温は34℃だったそうです。
お店のご主人の話だと、福島は盆地なので暑いんだそうです。
私の地元・奈良県も盆地なのでよく分かります。
しかし、ご主人と話してると、東北弁がうつってしまいそうでした。
私も最初は関西弁で応戦してましたが、徐々に押され始めて、店を出発する頃にはイントネーションがおかしくなってました。
レンタル店を出発する際、あまりにも暑かったので、ウインドブレーカーをリュックに入れて、綿シャツ(長袖)姿で走り出してしまいました。

今回借りたのは、ヤマハ・MT-03。
最近のネイキッドらしく、シャープでスパルタンなスタイリングです。
250クラスの車体に320ccのエンジンを搭載。
結構パワフルでよく走ります。
RZ350やグース350と同じようなポジションでしょうか。
昨年はMT-25を借りたんですが、明らかにパワーが違います。
コーナーの立ち上がりや上り坂でもグイグイ加速します。
敢えて難点を言えば、高回転型のセッティングなので、低回転域が若干スカスカですね。
他の250侫ラスと同じように低速を扱ったら、何回かエンストしてしまいました。
このバイクをレンタルしようと思った時、料金は400ccクラスかな?と思いましたが、何と!250ccクラスの料金でした。
何かめっちゃ得した感じです。
福島市内の市街地を抜け、山間部に入ると、気温が下がってきます。
真夏とは思えないくらいの涼しさです。
と同時に硫黄の匂いが漂ってきました。
さすが温泉地。
本格的な温泉施設がたくさん見えてきました。

磐梯吾妻スカイラインは、福島市西方の高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長28.7劼了崖抓儻道路です。
最高地点1622m、平均標高1350m、吾妻連峰を縫うように走るパノラマコースには、山並みや渓谷、奇岩などビューポイントが数多く点在しています。
東北屈指のツーリングコースで、雑誌でもよく紹介されています。
ヘアピン級のタイトコーナーが連続するコースは、攻めるのが好きなライダーにはたまらないでしょう。
今回は、のんびりペースの車の後ろについてしまったので、スローペースで流しました。
木々が生い茂る峠を急激に登ると、突如として荒々しい火山地帯が現れます。
荒涼とした岩肌の山々は圧巻で、山腹の所々からガス(蒸気)が噴き出しており、迫力満点です。
道路上にも火山性のガスが出る可能性があるらしく、一部は停車禁止になってました。

この辺りは、標高が高く、霧や雲が出やすいようです。
私が到着した時も、霧が立ち込めており、若干視界が悪かったです。
でも、一部で青空も見えており、しばらく待つと霧(雲)が流れて行きました。
定番のアングルで写真を撮りました。
ネットや雑誌で紹介されていて、磐梯吾妻スカイラインを代表する景色です。
壮大な景観は、どこか外国の荒野みたいで日本とは思えない感じです。

浄土平レストハウスで休憩です。
浄土平は、磐梯吾妻スカイラインの中間地点にあり、吾妻連峰の東部に位置し、周辺は一切経山の火山噴火により形成された火山荒原が広がっています。
この日は観光客やハイカーが多かったです。
バイクもたくさん来てました。
自販機で飲み物を買おうと思ったら、500mlのペットボトルのお茶やポカリ等は全て売り切れでした。

浄土平レストハウスの向かい側には標高1,707mの吾妻小富士があります。
吾妻小富士は、吾妻連峰の一つで、すり鉢状の大きな火口があり、麓の福島市側から見るとあたかも小型の富士山のように見える事からこの名が付いたとの事。
事前の下調べでは、約10分で火口壁の稜線まで登れるらしいとの事。
せっかく来たので、火口壁を見ようと、チャレンジしました。

しかし10分とは言え、坂は坂。
歩き始めると息が上がってきます。
しばらく歩くと汗がダラダラ流れ始め、もう見た目はボロボロで必死の形相です。
他のライダーのようにバイク用のジャケットでも着てれば、周りの人も「あぁ、この人はバイク乗りなんやな」と分かってくれますが、私は普段着だったので、「真夏なのに長袖にウインドブレーカーを着て、汗だくでヨロヨロと登ってる怪しいオヤジ」と言ったトコでしょうか。
情報通り約10分で火口壁に到着しました。
火口壁は想像以上にデカかったです。
迫力ありますね〜。
「火口壁をぐるりと一周すると浄土平や福島盆地など展望も抜群」などと紹介されてましたが、一周約1時間かかるとの事でパスしました。
ここまで登って来るだけでヒーヒー言ってるのに、もうそんな体力残ってません〜。

頂上の火口壁から見たレストハウスと山の景色です。
こうやって見ると、結構高低差ありますね。
かなり急激に登ってきたようです。
ここから見る山々も絶景ですね。
左側のガス(蒸気)が出ている辺りに登って行くハイカーがいましたが、大丈夫なんでしょうか?

浄土平を後にし、土湯峠方面に走ります。
山々の景色は素晴らしく、走っていて爽快です。
また、時折キツいコーナーがあり、なかなか走りも楽しめます。
下りは気をつけないとオーバーランしそうでした。
また逆方向の場合、登りの角度とコーナーともにキツく、かなりライテクを求められるでしょう。
磐梯吾妻スカイラインを走り切り、R115から磐梯吾妻レークラインを走りました。
秋元湖、小野川湖、桧原湖の湖畔を巡る快走ルートです。
ただ、この日は車もバイクも少なかったので、道が合ってるのかちょっと不安でした。
一部は熊とかが出そうなくらい静かでちょっと怖かったです。

磐梯吾妻レークラインを走り切り、R115から再び磐梯吾妻スカイラインを逆方向に走りました。
本来なら、磐梯山ゴールドラインを走りたかったんですが、今日は早めに帰宅したかったんでパスしました。
福島市内に戻るのに、普通の国道のR115を走るんなら、磐梯吾妻スカイラインを走った方が楽しいと思ったんで。
路面には標高が書かれており、最高地点は1622mでした。
途中までリッターバイクの集団の後ろを必死でついて行きましたが、次第に離されました。
バイクの性能もありますが、私の腕が未熟なんでしょう。
まだまだ修行が足りません。
浄土平レストハウスで再び休憩です。
ここはバイクも駐車料金がかかります。(100円)
2時間ほど前にも払ったので、申告したらタダにならんかな〜と思いましたが、どこかの知事みたく、あまりにもセコいのでやめました。
午前中曇り気味だった空は晴れてました。

浄土平レストハウスで休憩後、福島市内方面に走ります。
午前中は雄大な景色に感動してたものの、慣れてくると何とも思わなくなってきます。
ビーナスラインと同じですね。
こういう絶景な場所は、あまり頻繁に訪れちゃダメですね。
たまに来るからいいんですよね。
この後、市街地に降りましたが、急激に暑くなりました。
その温度差がスゴく、ホンマに同じ市内か?疑うくらいでした。
福島市内で給油し、レンタル店にバイクを返して電車で東京に帰りました。

今日はさすがに暑く、たくさん汗をかいたので、自分でも「汗臭ぁ〜」と思うほどでした。
レンタル店から最寄り駅まで歩き、最寄り駅から福島駅に着くまで、ずっと首からタオルをかけてました。
もうライダーだか何だか分からないただのオッサンです。
福島駅では、浴衣姿の女性が多く、お祭りでもあったようです。
ちょうど東京でも隅田川の花火大会の日で、電車は混んでました。
翌日の日曜日は休日出勤の予定。
貴重な休みにストレスを発散できてよかったです。


スポット詳細情報

  • 磐梯吾妻スカイライン、浄土平、吾妻小富士、磐梯吾妻レークライン

10人がグー!を付けています。

ログイン

会員登録する

注目のタグ

あなたのバイク今いくら?

バイク買取無料一括査定

メーカー:
郵便番号:
郵便番号を検索

PAGE TOP