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INDY500レース観戦

東海エリア(愛知県) カテゴリ:その他
2017-05-30 00:19:12 走行日:2017-05-28〜2017-05-28
グー!(26)

毎度、非バイクネタでご勘弁願います。<(_ _)>

まずは先に謝っておかなければならないのは「53周目の佐藤琢磨選手のクラッシュ」と日記等に書き込んだのですが、しっかり調べると「ジェイ・ハワードの単独事故に巻き込まれてクラッシュし吹っ飛んだのはたのはスコット・ディクソン」でした。
申し訳ありませんでした。<(_ _)>

それにしても、今回はわざわざ「天気が思いっきり崩れるんじゃないか?」「観客数がメチャクチャ多いのでは?」「帰りは無事帰宅出来るのか?」なんて不安も有りましたが、それを思いっきり跳ね返すような嬉しい事で大満足でした。(≧▽≦)

今回行った「Indianapolis Motor Speedway(略称IMS)」ですが度々レース観戦に行っているのでかなりお馴染みのところ。
でも今までの観戦履歴で「決勝当日のレースは観戦した事が無い」と言う状況でした。
何故かと言うと答えは簡単「メチャクチャ混むことが解っているから」

「観客収容人数40万人」とも言われているIMSはアメリカのメジャータイトルのレース(INDY500、NASCAR)を開催していますが、予選日は比較的観客も少なく手軽に観戦できるのですが決勝日となるとそうはいきません。
数多くのレース開催時の過去の写真を見ると「ホントにこれだけの観客が一体どこから来るの?」と言うくらいメチャ混み状態なのでした。
なのでずっと「本選日の見物は無しかな?」と考えていました。
「でもさすがに一度くらいは本選見物をしてみようかな?」と思いチケットを購入して観戦に至ったわけです。

そんな観戦のまずの不安要素は「天気」でした。
私のニックネームはダテでは無く「非常に高確率で呼んでくる」ためバイク屋クルマの仲間からは「イベントクラッシャー」「嵐を呼ぶ男」「雨神様」などなどと別名を頂戴していました訳で・・・・・。
案の定、当日の現地の天気予報はず〜っと日中は「Thunder Storm(雷雨)」でした・・・・・当日の朝まで・・・・。
ただ、実際の当日の天気は回復して晴れたり曇ったりで無事終了しました。
そんな日頃の行いの良い人たちがいっぱい来て行いの悪い私の悪行をキャンセルしてくれたせいか、レースは天候に恵まれました。
帰りの駐車場から出る大渋滞中に思いっきり雨も降ったし雷も鳴りましたけどね・・・・。(^^;)


という訳で肝心のレースの話です。
「INDY500レース」は名前の通り500マイルのレースでIMSのコースは1周2.5マイルなので200周のレースです。
このレースカーは大体1周を42.5秒くらい(平均速度約340km/h)で走るので200周するには「約140分」のレースとなります・・・・・・・・・「トラブルさえなければね」・・・・・・・・・・・。

レース開始、我らが佐藤琢磨選手は4番手スタート、注目のアロンソ選手は5番スタートです。
「200周は長いよな〜」と思いながら観戦、序盤はごくごく普通に荒れも無く進んでおりました。
ところが53周目、上にも書いてあるように大クラッシュが発生、レースカーがかなりぶっ飛んでしまうような事故で安全柵の修理が必要となったため「レースが赤旗中断」になります。
この時点で「トップはアロンソ、佐藤琢磨3位」でした。
これが波乱の幕開けです。

再スタートとなると結局前後関係がひっ迫するので直後は荒れます。
そのため見ていると佐藤琢磨選手は「再スタート後に弱い(順位を下げて行ってしまう)」パターンが多く「どんどん順位を下げて行っては前の方に戻る」というレースの繰り返しでした。

特に今回のレースはこの後「何回黄旗でペースカーが入って低速ラップ(中断は無し)」を何度も繰り返し、見ているこっちも「今日何回目だっけ?」と言うくらいいい加減数え飽きた状況でした。
なんせレース再開時には「緑旗」が振られますが、その直後の第一コーナー(IMSではAコーナー)でいきなり接触して破損しコースに部品を落っことして「すぐさま黄旗」なんてのも数回・・・・・。

そんな状況で佐藤琢磨選手は途中「トップも有れば18番手までも下がる」という波のあるレース展開。
対照的にアロンソは常にトップ争いの中でした。

でもね・・・アロンソは179周(残り21周)でエンジントラブルが発生、このトラブルで「黄旗」が出たけど、残り21周でスペアカー(Tカー、というらしい)を出そうにも「黄旗だから遅いとはいえ他のレースカーもラップを重ねてしまっている」ので復帰したとしても追いつくのは到底無理と言う事で断念(多分?)

乱戦に乱戦を重ねて「もういい加減トラブルは勘弁してくれ!!」と思っている188周目にまたまた黄旗・・・・・・この時点で佐藤琢磨選手は2位。
「あ〜、せっかく2位で来て表彰台が待っていると思ったのにここでまた再スタートしたら順位が落ちてしまう??」そんな不安が一杯に・・・・・。

で、189周目再スタート。
でも今度は順位は下がりませんでした。
3番手のカストロネベスに追い越されて3番手に下がりましたが、トップだったチルトンをカストロネベス、佐藤琢磨共で追い抜いて、トップがカストロネベス、2位に佐藤琢磨。

この1位争いはかなりのデッドヒートで、残り5周で佐藤琢磨がとうとうカストロネベスを抜いてトップに!!!!
もうこの時点で大興奮!!!!!
多分IMSに観戦に来ていた日本人客(見た感じかなりいました)はメチャクチャヒートアップしていたと思います。
「あと5周頑張って優勝だ〜!!!!」
もう心臓がドキドキバクバク状態!!!!

思いは届きました!!!!
佐藤琢磨選手は第101回INDY500レースの優勝者としてIMSの歴史に刻まれることとなりました。(≧▽≦)
非常にうれしい体験となりました。



興奮で火照った身体は、IMSから帰る時の幹線道路まで出るための2時間の渋滞と豪雨(雷付け)によってしっかり冷やされましたけどね・・・・。(^^;)

正にIMSはお祭り状態

何度もIMSに来ましたがここまで人が多いのは初めてです。(今回は35万人との発表)

ホンダのブースにて

以前のインディレースカーです。

レース前に

いろんな「レジェンド」が紹介されます。このオッチャンはかの有名な「マリオ・アンドレッティ」です。昔のF1世代の有名人ですが、INDY500レースのでも4勝しているのでした。佐藤琢磨選手のチームの親分です。この人こそ「スーパー・マリオ」だよね!!(^^;)

選手の紹介です

予選4位以降は「3人まとめて」の紹介なのです。なので同列スタート(5位)のアロンソと一緒に。

はい、この後スタートです

53周目の事故

自分の席からは見えなかったのですが、大型モニターにリプレイが映し出されました。それにしても恐ろしく吹っ飛びました。(この後の別の事故と比べてもかなり悪い状況だったと言う事はあとから知りました)

佐藤琢磨選手、途中瞬間1位

順位表示板です。佐藤選手(ゼッケン26)は途中でも1位になっていました。(でも再スタート後に、順位はどんどん下がり・・・・)

アロンソ選手、リタイヤ

179周目でした。エンジントラブル?でいきなり停止、そのままリタイヤとなりました。

184周目でまたもや大クラッシュ!!

今回は5台を巻き込んでの事故です。でも「黄旗」なのです。
「赤旗中断」では有りません。そのためせっせとコースの片づけと補修をしながらでも周回数がカウントされていくのです。(要は53周目の事故がどれだけ重要な物だったのか、と言う事)

あとちょっと、あとちょっと!!

佐藤琢磨選手、最終ラップの最終コーナーです。


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