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ホンダスーパーカブ、生産累計1億台を間もなく達成とか、・・。

2017年06月15日 10:32 グー!(13)|コメント(4)

大きなバイクのライダーもリスペクトする「スーパーカブ」
 
ホンダの小型バイク「スーパーカブ」は、1958(昭和33)年に誕生し、2018年で60周年を迎えます。それに先立ち、2017年内にはシリーズ累計で生産台数1億台を突破すると、同社ウェブサイトなどで案内されています。

それほどまでに世界中で愛されている「スーパーカブ」、その魅力とはいったい何でしょうか。

「スーパーカブ」ファンのあいだでは、その持ち主を「カブ主」と呼ぶことがあり、「カブ主総会」と称するファンミーティングも全国で行われています。北海道富良野市で「カブ主総会」を主催する「カフェ・ノラ」(同)のオーナー・大槻みどりさんに、「スーパーカブ」の魅力について聞きました。

――「スーパーカブ」に乗り始めたきっかけを教えてください。

お客様が乗ってきた「スーパーカブ」を見て、私もこれが欲しい!と思い、2010(平成22)年に「C50」というタイプを購入しました。1973(昭和48)年式と44年も前のものですが、いまも元気に走ります。そして2017年には、2台目として「MD90」というタイプも手に入れました。

――初めて「スーパーカブ」に乗ったときは、どのような気持ちでしたか?

普通列車で窓を開けて乗っているような「ほのぼの感」を感じました。

――「スーパーカブ」の魅力はどのようなところでしょうか?

丈夫で、たとえ不具合が出てもすぐ直せます。燃費はいいし(編注:現行「スーパーカブ50」の国土交通省届出値は30km/h走行時で1リットルあたり110km)、荷物もたくさん積めます。パーツも安く、個性を出して自分なりの1台にしやすいのも魅力です。大きなバイクに乗っているライダーさんも、「スーパーカブ」のことはリスペクト(尊敬)してくれます。

あふれる「カブ愛」 解体寸前からも復活?

――ふだんはどのような乗り方をしていますか?

お天気のいい日にあてもなくちょろちょろとお散歩のようにツーリングしています。

――「スーパーカブ」にまつわる思い出のエピソードはありますか?

「スーパーカブ」でキャンプに行きたい!と言って「カブ主」さんたちに声をかけたら、自宅を出るときは5台だったのに、行く先々で「カブ主」さんと合流し、さらにはハーレーなどのバイクに乗った人も参加して、道内のキャンプ場についたら参加者が40人になっていました。「スーパーカブ」のおかげで、日本全国の「カブ主」さんと出会えました。

――製造元であるホンダに伝えたいことはありますか?

二輪車として傑作であるだけでなく、設計の細部まで気遣いがされていて、そのひとつひとつにまた「カブ愛」を強めてしまいます。こんな素晴らしい乗りものを発明してくれたこと、作り続けてくれたことに感謝します。

※ ※ ※

富良野の「カブ主総会」に集まるほかのメンバーからも、「解体屋から3000円で買ったオンボロだったのに、キャブレター(編注:燃料と空気の混合気をつくる装置)を少し掃除しただけでエンジンがかかった!」「壊そうと思わない限り壊れることはない!」「スピードを楽しむのがオートバイの醍醐味だけど、『カブ』はまるで中学生の自転車通学のように、仲間とじゃれながらゆっくり走れるのも魅力」「日本中どこでトラブルがあっても、各地の『カブ主』に助けてもらえるという安心感がある」といった声が寄せられました。

大槻さんは6年ほど前からカフェに来店した「カブ主」をブログで紹介していることもあり、今では全国各地の「カブ主」がテントなどを積んだ「スーパーカブ」にまたがり、カフェに立ち寄るといいます。

全国各地で「カブ主総会」 商店街での開催も

「カブ主総会」は富良野に限らず、全国で行われています。ただ大槻さんによると大きな組織があるわけではなく、個人や有志が活動を楽しんでいるそうで、「大規模な集まりもあれば、2、3人の集まりもありますし、カブ主『走会』や『爽会』と名乗っている人もいます」と話します。

静岡県富士市の岳南鉄道・吉原本町駅近くの「東本通り商店街」で作業服店を営む竹下朋宏さんは、「富士カブミーティング〜カブ主総会」というイベントを同商店街と近隣の商店街で3回開催しています。1回目はおよそ100人、2回目は200人、そして2017年4月に行われた3回目は雨のなか、全国から150人が集まったそうです。

「ほかのファンミーティングに参加して楽しかったので、自分でもやってみようと思って始めました。情報発信は自分のブログが中心で、あとはそれを見た人が拡散してくれます」(竹下さん)

竹下さんによると駅前商店街のような街なかで「カブ主総会」を開催しているのは珍しく、「仮にクルマや大型バイクが集まるイベントであれば、まずスペースの制約から商店街の理解を得るのが難しいかもしれませんが、『カブならばいいよ』と言ってくれます」とのこと。集まった『カブ主』はほとんどがお互いに初対面ですが、「みんないい人で、商店街の人ともすぐに打ち解けてくれます」と話します。

ホンダによると、2017年3月末時点の「スーパーカブ」シリーズの世界累計生産台数は9850万台で、「順調に生産が続けば、10月には1億台を突破する見込みです」とのこと。竹下さんは1億台突破の暁に、お祝いの企画を考えているそうです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00010006-norimono-bus_all&p=1

確かにホンダスーパーカブは街の景色の一部になっていてどこにもその姿を見ることができる。長い期間にわたってこれほど普及した乗り物も珍しいだろう。大体、60年も同じモデルが製造販売されることそれ自体が異常ではある。そう言えばかつて勤めていた出張所で主任さんがボロボロのスーパーカブ90をよく修理していた。あっちを直せばこっちが壊れ状態だったが、ぶつぶつ言いながらもドライバーやスパナを振り回して何とかしていたが、その何とかなってしまうところがスーパーカブの偉大なところなのかもしれない。うちにも兄弟車のクロスカブが1台ある。ちょっと余計なものがついているくらいで実態はスーパーカブ110ではある。あまり走らないので距離稼ぎに箱根に行ったことがあるが、旧道の七曲りを2速でとことことしっかり登っていく。大昔、CM125で旧道を上がったことがあるが、七曲りは1速でないと上がっていかなかった。燃費もリッター50キロほどで悪くはない。もっともCB1300はリッター20キロだからカブは220キロくらい走っても良いのだろうけどライダーが乗れば150キロにもなる物体を動かすのだからそんなものだろう。CB1300の重量がクロスカブの2.5倍ほどだから燃費もそんなものになる。機械は正直ではある。そう言えば昔主任さんが修理したスーパーカブ90に乗っていてギアをトップからいきなりローに入れてしまって尻を振ってこけそうになった。今は止まらないとニュートラルに入らないようになっている。戻すことはできるが、・・。安全と言えば安全だがちょっと面倒くさい気がしないでもない。まあなかなか面白いバイクだが、時間のない中、乗ると言うとどうしてもCB1300に手が伸びてしまうのはやむを得ないことかもしれない。

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