完全新設計でさらにパワーがある他社のリッターSSバイクと比べて、先代を基本ベースとして各部の材質や機能アップで作られている2017年型のCBR1000RRでCBRのほうが値段が高い（※SPとSP2）というのは、消費者からすると納得がいかなく売れゆきも悪い予測です。
SP、SP2モデルからいくつかの機能を外すことにより価格を現行のCBRと同じ程度に維持するニュースです。
外される機能としてはセミアクティブオーリズン製電子制御サスペンション、チタン製エキゾースト、チタン製燃料タンクなどは装備されないでしょう。今回の大きな特徴であるIMUエレクトロニクス計測制御とSPモデルが共有している新設計の190馬力のエンジンは搭載されるようです。
クイックシフター（自動ブリッピング付）については言及されていませんが装備されていればこのニュースの14,000ドル（※約145万円）でベースモデルが発売されれば手が届く価格となります。
２０１７年の日本発売は遅いかもしれませんが逆車輸入のバイク屋さんリリカなどでは早く乗りたい人のための輸入を行うかもしれませんね。1ドル＝１００円の円高の時代ですと逆車は高額ではありませんね。
あとは気になるお値段ですけど、SPは200万円超えるぐらいって噂ですね。
現行のSPが203万400円ですので、これより多少値上がりするぐらいでしょうか。
SP2は250万とか、300万とかお話がありますが、そもそもSP2様ってｶﾞﾁでレースとかする人向けっぽいので、私たち一般消費者はSP2の事はあんまり気にしなくて良さそう？
MCN インタビュー 新型CBR1000RRのプロジェクトリーダーのMasatoshi Sato氏
MCN : 200馬力ないけど？
リーダー：正直200馬力フルで使えないっしょ
リーダー：(全然扱えない)300馬力のバイクより、15kg軽いバイクの方が楽しい
その他チタン系の加工が大変だったとか。
■CBR1000RRSPの軽量化について
「合計15kgの軽量化をした」
「ABSを変えた事や、他にもチタンサイレンサーやチタンタンク、バッテリーによって、(15kgのうちの)半分、軽量化された。」
「残りの半分は、ありとあらゆる部分の再設計や軽量化によるもの」
「ファスナー(固定金具ですかね)、ナット、ボルト、チェーンなど、ほぼすべての要素を再設計した。 」
■CBR1000RRのSPとSP2モデルはあるけど、スタンダードモデルは？
「1ヶ月(の時間を)下さい。その時にはわかっているでしょう…」
プロジェクトリーダーのMasatoshi Sato氏 MCNインタビュー記事
http://www.motorcyclenews.com/news/2016/october/honda-interview-fireblade-sp-cbr1000rr-project-leader/
＊追加価格情報＊
Honda Moto 2017のページにも続報は11月7日(EICMAのプレスデー)と記載がありますので、EICMAでの発表は確実でしょうね。
■スタンダードモデルの価格や装備
・来月11月のEICMAで新型CBR1000RRのベースモデルが発表されるだろう
・オーリンズのセミアクティブサスペンション、チタンエキゾースト、チタン燃料タンクは変更されるだろう
・電子制御についてあまり変更がないと思われる
・SPモデルは190hpの水冷4気筒エンジンだが、こちらについてもあまり変更がないのではないかと思う
・2017年モデルの新型CBR1000RRはアメリカでは1万4,000ドルを維持することはないと思う。変更点多いので。
・YZF-R1は16,500ドルで、カワサキのZX-10R(ABS)は16,000ドルなので、新型CBR1000RRは15,000ドルになることを期待する
・16,000ドルを超える値段がついたら驚くわ
以前にとられたスパイショットはフロントフォークがSHOWAの物(っぽい)で、キャリパーがTOKICOでしたので、恐らくはこちらがいわゆるスタンダード(ベース)モデルでしょうね。
ちなみに旧型はアメリカで13,999ドル(145万4,000円)ですので、日本での価格の146万8,800円とあまりかわりありません。
15,000ドルは155万8,000円ですので、意外とお安く済みそう？
発表時の動画
http://www.youtube.com/watch?v=e5SNQK6G-iY
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