バイク、この何とも手間のかかる乗り物よ。
2016年05月28日 11:02 グー!(14)|コメント(2)
今日はバイクで出勤、明日は慰労会と言うし、月曜は雨降りのようなので今日でも乗っておかないとバイクに乗る時間がない。通勤と言っても往復30キロ程度なのでミニミニツーリングかもしれないが、まあ、それはそれでいい。短距離でもそれなりに面白みはある。
しかし、バイクに乗り出すのはなかなか厄介だ。四輪なら荷物を持ってドアを開けて乗り込めば走り出せるが、バイクはそうはいかない。まず服装だが、スラックスにシャツと言うのは大型二輪にはいかにもふさわしくない。そこでウインドブレーカーにオーバーパンツくらいは着ける。冬だとスーツなどでは寒くて乗っていられないので納得もできるが、この暑いのに上に羽織るのは面倒だ。
そしてプロテクターを着ける。ボディプロテクターとエルボー、ニーが定番だが、これも手がかかる。ライディングジャケットにパンツならその手間は省けるだろうが、その手のものは一切持っていない。そして靴だが、近所の場合はライディングシューズではなくハイカットのトレッキングシューズにしている。
これで出かける準備ができたのでメットとグローブを持ってバイクのところに行く。四輪ならドアを開けて乗り込めば走り出せるが、バイクの場合はちょっと異なる。まず、チェーンロックを外す。それからカバーを取る。取ったカバーをたたんでしまう。そして荷物とメットを置いてロックを外してバイクを引っ張り出す。
バイクを置いてあるところから道路までちょっとした下りになっているのでこかしたりしないように慎重に引き出す。バイクを出したらエンジンをかける。そして置いてあった荷物をかけて眼鏡を外してメットを被る。顎ひもを締めて眼鏡をかけ直す。そしてグローブを着けてこれでやっと走り出せる。
戻って来ると荷物を置いてメットを脱いでグローブを外す。それからバイクを置き場まで引き込んで停車させる。排気管などが高熱を帯びているのでちょっと冷ます。エンジン本体はなかなか冷めないが、排気管はすぐに冷める。そうしたらカバーをかける。最後にロックをかけて終了。なんという手間だろう。こんな手間をかけてそれでもバイクに乗りたいか。答えは、「はい、乗りたいです」だろう。ライダーと言う人種は何とも忍耐強い生き物だろうか。
あ、まだあった。職場に着いたらウインドブレーカーやオーバーパンツを脱いでプロテクターを外さないといけない。帰る時はこれらを着込んでプロテクターを装着する。バイクと言うのは何とも忍耐を要する乗り物には違いない。