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ヤマハのＶＭＡＸ、今年の８月で生産中止だそうだ。最後に120台分の受注を受け付けると言うからその程度の部品在庫はあるんだろう。ＶＭＡＸが好きなわけではないし、乗ってみたいとも思わないが、なかなかマッシブで存在感のあるバイクだった。ホンダのＦ６Ｃと同じようなものか。


しかし、年間100台レベルでしか売れないとほとんど手作りで儲けなんか出ないだろう。輸出を合わせてどのくらいになるのか知らないが、それもたかが知れているだろう。ＸＪＲ１３００も生産中止で在庫のみの販売となるそうだ。ヤマハはＲ系、ボルト系とＭＴ系を売れ筋にするんだろう。


スズキもバンディットとＧＳＲ系は生産中止でＧＳＸ系をメインに据えるようだ。４００クラスではイントルーダー、ブルバードなどのクルーザー系もすべて生産終了となっている。カワサキはあまり変わっていないようだ。Ｗ８００が生産終了と言っていたが、未だにラインナップに載っている。Ｗ８００もなかなか味のあるバイクではあるが、・・。


バイクの生産も海外へ出す分も含めればそこそこなのかも知れないが、国内はジリ貧どころかドカ貧状態で生産も家内工業の手作りレベルじゃないんだろうか。今、ホンダ熊本工場のバーチャル工場見学を見たらそうでもないようだが、原チャリから大型バイクまであらゆるバイクを生産しているから何とかなるんだろう。


ＶＭＡＸにしてもＸＪＲにしてもバンディットにしても大御所が消えて行くようでさみしいが、それも時代の流れなのかもしれない。日本の二輪市場が大幅に拡大して活性化するなど見込み薄だし、今後も先細りだろうか。


活性化するには免許制度から再検討しないといけないなあ。原チャリは一本化して小型二輪免許として３０キロ制限だの２段階右折だのと言うのは廃止、取得は５時間前後の実技講習と学科、普通二輪は７５０まで乗れるように改正、大型のＡＴ免許も排気量制限を廃止、そしてバイク駐輪場をもっと整備すればもう少しバイクも勢いを取り戻すんじゃなかろうか。事故が増えるって、・・？それはライダーの自己責任でしょう。