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スピードメーター修理

2013年03月20日 13:23 グー！（9）｜コメント（12）

ホンダ GB250 CLUBMAN｜GB250クラブマン（1989年式）

　メーターの針が振れたり、ちゃんとしたスピードを示さないんで、あれこれやってたんですが、最終的にメーター本体が怪しいという結論になって、分解する事にしました。

　ついでにテントウ虫も取り除きました♪

　結果は、怪しい所はありましたが、決め手になる所が見つからずです。

　怪しい所
　　①メーター針の軸のガタが大きい。
　　　　手で触ってみても、明らかにガタがあります。
　　　　磨耗？？？

　　②メーター針の軸のグリス劣化
　　　　真っ黒くなってたんで、ふき取れる所はふき取って、グリスアップしました。

　　③テントウ虫の怨霊
　　　　メーターから出して、ゴミ箱へポイしました。

　一応元に戻して、試運転をしてきましたが、スピードは正しく指す様になりました（６０ｋｍ／ｈ、４０００回転）

　ブレはかなり良化しましたが、完全ではありません。
　グリスアップの効果はあったみたいですが、軸の磨耗はどうしようもありません。

　まあ、それなりになったんで良しとします。
　めんどくさいし（笑）

写真1：2013年03月20日投稿

　スピードメーターを取り外してきました。

写真2：2013年03月20日投稿

　真ん中の穴の置くに＋ネジがあるんで、それをまわすと外れます。

　で、メーターのカバーのカシメを少しずつ開いてカバーを外します。
　これが面倒な作業なんですね～。

写真3：2013年03月20日投稿

　メーターのカバーを外して、中に入っていたてんとう虫を除去します。

　これで、目の前をビョンビョンすることもなくなります（笑）

写真4：2013年03月20日投稿

　メーターの針をそ～っと引っ張ると抜けるんで、針を抜いた後、文字盤も取り外します。

　後ろ側のネジを２本外せば、中身が出てきます。

写真5：2013年03月20日投稿

　電ドラの先に古いメーターワイヤーの先端部分（メーター側）をカットしたやつを挟みます。

　これをメーターに差し込んで回せばメーターの針の動きを確認出来ます。

　逆に回せば．．．。
　私は悪いことはしません

写真6：2013年03月20日投稿

　電ドラを回転させてみましたが、針は安定して回ります。

　ただ、軸のガタが大きいのが気になりました。

　とりあえず、古いグリスをふき取って、グリスアップしておきました。

写真7：2013年03月20日投稿

ワイヤーでフライホイルが回ると、距離計のギヤが回ります（青）

　で、フライホイールの上に見えるお椀をひっくり返したようなカップがフライホイールの磁力で回ります。このカップは上の方にマキバネが付いていて、回転が止まれば、０ｋｍ位置に戻る様になってます。
　カップの上に見える黒い円盤はスピード警告灯様の遮断器です。
　８５ｋｍ／ｈくらいの位置になるとＬＥＤと受光部の間に入って信号をカットする様になってるみたいです。

写真8：2013年03月20日投稿

とりあえず元に戻して動きを見てみました。
　電ドラの回転数では、３０ｋｍ／ｈしか出ません（笑）

　メーター単体ではブレもなく動きもスムーズです。

　多分、軸のガタ、オイル劣化、ＧＢの振動（共振）が影響してブレが発生するんだと思います。
　軸のガタが直れば、良くなると思いますが、さすがに軸のガタ修正は出来ません。

　原因もだいたい分かったんで、すっきりしました。

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