“フェンダーレス”にする方の多くは、ヒップアップして、引き締まったリアビューにドレスアップすることを目的としている方がほとんどかと思います。
このCRF250Lも、ノーマルでは‘カモノハシ’のシッポのようなフェンダーが、だらりと垂れ下がっています。 このデザインも好き嫌いの分かれる所ですが、機能としては十分にドロはねに効果がありますし、私としては、気にならない存在でした。
しかし、ある事情から、今回、フェンダーレス化に踏み切りました。
その、ある事情とは、以前、日記にも書きましたが、2014年8月にコケた時に、サブフレーム(シートレール)が歪んでしまったようなのです。 サブフレームが歪んだだけなら、そのままでも良いのですが、そのせいで、排気口が右後方のウィンカーに接近してしまい、高速走行時の排気熱でウィンカーが溶けるという事態になってしまいました。
サブフレームに鉄の棒を差し込んで、曲げてみたりもしましたが、大きく曲げるとシートを止めているボルト位置が合わなくなったので、フレーム交換かフレーム修正をショップに頼もうとも思いましたが、フレーム修正で4〜5万円、交換なら5〜6万円かかると言われ諦めました。 そして、妥協したのが、排気口に延長パイプを付けて、排気の方向を変えるという方法でした。 数百円程度でできる方法でしたが、これも、また、ダメでした。 パイプが脱落したり、下道を走っている分には良いけれど、高速走行では排気熱が上がってきて、やっぱりウィンカーが溶けてしまいました。
そこで考えたのが、ウィンカーの取付位置を変えることでした。 ホームセンターの金物売り場を物色したりもしましたが、これといったステーになる物もなく、時間だけが過ぎていきました。
ある時、ここバイクブロスからのメルマガに、CRF250L用のフェンダーレスキットが載っていました。 写真を見たところ、純正ウィンカーも付けられ、しかも位置が変わる。 「これなら、いけるかも!?」 と思い、ポチったのは去年のことです。 自分で取り付けるつもりで、純正ウィンカーやリフレクタも買ってあったのですが、なかなか、まとまった時間が取れないでいました。
今回、前後タイヤ交換するついでにショップに相談すると、持ち込みパーツの取付けでも快く受けてくれました。 工賃は7,000円ほどかかりましたが、やはり歪んだサブフレームを少し修正したそうですし、「自分でやっていたら、途中で投げ出してしまったかも...」と思えば、安く済んだのではないでしょうか。
※ DRC MOTOLED エッジホルダーキット
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http://www.dirtfreak.co.jp/moto/products/drcproducts/merchandise.php?type=1&?mode=1&id=elect/edge_alumi_crf