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昨年８月の車検と一緒にマフラーを替えました。ＢＥＥＴのNASSERT TRAD-Vです。

純正マフラーが錆びて錆びてしようがなく，もう外側にも錆が進出しそうになったので，思い切って替えることにしました。

正直，どれがよいのかわからず，ＢＥＥＴの社長さんが根っからのカワサキ好きで，ヒートガードをつけられることの２点でこれにしました。そうそう，エンジンガードと干渉しないのもポイントの１つでした。

チタン／ステンレスとクローム／ステンレスのものがあったのですが，１１年式にはクローム／ステンレスの方しかつけられないということだったので，やむなくそっちにしました。

どうやら個体差があるらしく，排気音が基準を満たしていないということでいったんメーカーに返却・調整ということになりました。排ガス規制を満たしつつ，７キロもの軽量化。するならここしかないですよね。

引き取りに行って，初めてエンジンをかけたら，腹の底に響くような重低音・・・は，いいのですが，音がでかい。今でも朝イチの始動時はビックリします。軽量化についてはどうなんでしょう？２１６キロ＋いろいろつけて−７キロですから，あまり実感はありません。ちょっと加速がよくなったような気がします。

暖機が終わり走行し始めると，音はさほどに気になりません。ヘルメットの風切り音が大きいので，ノーヘルでもっと聞きたいぐらいです。減速して，２，０００回転を切るあたりから，ポンポンポン・・・と音がします。字で書くと間が抜けていますが，結構格好いい音だと思います。

気になっていた燃費の影響はなく，今まで通りの財布に優しい燃費をたたき出してくれます。

外見はノーマルと大差ないように見えますが，少しだけカチ上がっています。お店の人が，「クリアランスが・・・」と仰っていたのは，後輪のシャフトとの位置関係が厳しいのだと思いました。きっと手作りに近い体制で作られているのでしょう。

まあ，何にせよ，ステンレスです。錆びる心配は大幅に減少しました。磨けば磨くだけ光ってくれるので，掃除のしがいがありますよ♪