クラッチ バスケット スプリングリテーナ化
2015年10月08日 09:38 グー!(7)|コメント(3)
スズキ GSX750E
ワッシャーでクラッチスプリングにテンションを掛ける方式では、スプリングが偏芯し易くてどうしてもクラッチバスケットのスプリングボスに干渉して傷等が入ってしまう。スプリングボス部分の傷が入り難くするにはクラッチスプリングを確実に保持してバルブの異常運動を抑制するスプリングリテーナ化は避けられない。本来なら純正の状態でもする冪なのだが、ワッシャー式の方が圧倒的にコスト安から一般市販車の多くはワッシャー式を採用しているバイクは多い。
写真1:2015年10月08日 投稿
一見したら、何が違うのかサッパリ分からないかもしれないが、良く見てみるとワッシャーからスプリングリテーナ化している。これによる効果と言うと・・・どうだろうか?スプリングボスへの干渉は完全には防げないと思うが、少しはダメージが減り長く乗り続けられると思う。
写真2:2015年10月08日 投稿
ワッシャーに比べたら5伉高いので、スプリングボスをその分だけ切削して削り落とさないとならない。まあ、その分だけ軽量化は出来てるかも?