フロントフォークオイル交換実施
2014年08月31日 18:22 グー!(8)|コメント(2)
ホンダ CBR600RR(2005年式)
1年点検&ステムベアリング交換から帰ってきたCBR君。
点検後の指摘のあったフロントフォークの微妙な感じを治すためにフォークのオイル交換を実施!
ついでにフロントローターの引きずり解消のためにキャリパーの清掃も実施します。
サンデーメカニックの僕ではありますが、これから先のサーキット走行等のメンテを習得するために自分で実施することに!
ネットでフォークのOH的な感じのものを検索しつつ、サービスマニュルを見ながら妄想訓練を前日に実施してからの開始となりますw
まずフォークの頭のナットを緩めるとあります。が、実際には固定されているナットを緩めないと、フォークのトップナットは緩みません・・・
フォークがはまっている状態で、フォークトップ、キャリパーの各種ナット類を緩め、その後フロントタイヤを取り外し。
CBR君の場合、キャリパーを外さないとフロントホイールが外れないようです。
ホイルを外したあとは、フロントフェンダーを外し、フォーク固定ボルトを外してフォークを抜き取ります。
フォークがとれたら、フォーク頭のプリロード調整ナットを止めているリングを外し、ナットを外す。
で、カートリッジを固定しているナットを外し最後にアウタートップのナットを外す。これでオイル交換までのバラシは終了です。
OHの際は更にばらすのですが、今回はオイル漏れもなく面倒なので次回の機会に。
各種部品〜スプリングを外したらオイルを捨てます。
さほどではないですが、最後の方は変色したオイルが出てきました。劣化もしてたようです。
それ以上に、オイル量が少ない気がしました・・・これがふにゃふにゃの原因?
アウターやカードリッジをシコシコしてオイルをがんばって出して、オイル補充です。
規定量よりすこし多めに入れて専用道具で吸い出す作戦です。
入れて、マニュアル通りにしこしこして放置。
放置中にもう一本も同じ作業をこなします。
動かしても空気が出てこないことを確認して組み付けます。
専用工具を使ってもスプリングを圧縮してスパナを噛ませるのは力がいります。2人いれば楽でしょう・・・。
で、オーリングを各所交換して、フォークトップを組み付け。
この際フォークトップ裏のプリロード調整のための部材を軽く一番奥まで入れておくこと。
あとは、バラしたように組み付ければOK。
2本目もこなして、バイクに組み付けです。
今回はキャリパーの清掃をやって組み付けましたが、ホイールのまわりが全然別物のようによく回るようになりました。
パッドもはずしているので、ブレーキにぎにぎしてポットを出すのを忘れずに・・・
全部終わったら3時間はんもかかってしまいました。今度はもっと早くできると思います。
組んで押した感じはやはり柔らかい。CBRのフロントフォーク自体が柔らかいようです。
で、早速試走。
もう別物ヽ(*´з`*)ノ
ブレーキ時のガクンといった変なツッコミ感がなくなりました。
コーナーに引きずって入り、アクセルを開けて曲がるとぐいぐいと曲がる・・・それでいて安定しているので安心して開けれる。
キャリパー清掃のおかげか、ブレーキのタッチもかわりました。ローターを掴みはじめた感覚がわかります。
これは収穫でした。
やはり手をかければ良くなりますね(当たり前ですがw)
快適で安全に楽しく乗るためにサンデーメカニックの腕も上げていこうと思いますヽ(*´з`*)ノ
フォークトップ 32ミリナット
フォークプリロード内 12ミリスパナ
フォークトップのカードリッジ固定ナット 19ミリ
カードリッジ内の組み付け時に必要なスパナ 14ミリ
各所ナット 10ミリ、12ミリ、14ミリ
ヘックスレンチ 5ミリ
アクスルナット 22ミリ
プラスドライバー
カードリッジ固定用専用工具
オイルシール打つなら専用工具か、塩ビ管
写真1:2014年08月31日 投稿
フォークトップを緩めます。
写真2:2014年08月31日 投稿
初めてのホイルハズし(*´∀`*)
写真3:2014年08月31日 投稿
フォーク取り外し。
トップナット外せばオイル出せまっす。
写真4:2014年08月31日 投稿
順番通りに〜
写真5:2014年08月31日 投稿
見にくいですがくすんでいます。
写真6:2014年08月31日 投稿
ピンク色でした。こぼしましたとも!(つд⊂)
写真7:2014年08月31日 投稿
専用工具で楽チンです。
写真8:2014年08月31日 投稿
力技で必死です。
専用工具ないと結構きつい気がします・・・