カワサキ | KAWASAKI KSR110

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2ストエンジンを搭載したKSR-1(50cc)とKSR-2(80cc)の生産が終わったあと、ミニサイズのスーパーバイカーズ(スーパーモタード)スタイルのファンライドマシンとして、2002年11月に発売されたのが、KSR110(2003年モデル)だった。原付クラスながら本格スポーツだった2ストKSRとは違い、KSR110では、ミッションに自動遠心クラッチのボトムニュートラル4段変速を採用し、クラッチ操作なしの発進、ギアチェンジができるようになっていた(スーパーカブなどと同じ)。そのため、KSR110の登場から約2年半後に始まった二輪車のAT限定免許制度でも、KSR110は小型AT限定免許で運転可能なモデルとなっていた。倒立フォークや前後ディスクブレーキ、前後12インチホイールを採用。2004年からはカラーチェンジのみでモデルイヤーを重ね、2009年4月にファイナルカラーを発表(モデルイヤーは2008年)したのち、日本国内のラインナップから姿を消した。但し、海外ではモデルチェンジを受けながら生産が続けられており、カワサキの海外向けモデルを国内販売するブライトコーポレーションの手によって、2013年に逆輸入車として導入されたことがあった。なお、カワサキ製12インチホイールモデルの系譜は、2016年登場のZ125(PRO)につながっていった。

2013年 KSR110 ライムグリーン(カタログメイン)ライムグリーン
2013年 KSR110ライムグリーン 2013年 KSR110ブライトホワイト 2013年 KSR110ファンキーピンク
2013年モデル
カワサキ KSR110

2009年発売のファイナルカラー以来、国内では販売されていなかったKSR110を、カワサキの海外モデルを扱うブライトコーポレーションが台数限定で導入した。モデルチェンジ後は、タイなどで販売が行われていた。

基本スペック

タイプグレード名 KSR110
発売年 2013
発売月 2
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 1725
全幅 (mm) 725
全高 (mm) 1020
ホイールベース (mm) 1170
最低地上高(mm) 225
シート高 (mm) 750
車両重量 (kg) 95
最小回転半径(m) 1.9
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 111
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 53
行程(ピストンストローク)(mm) 50.6
圧縮比(:1) 9.5
最高出力(kW) 6.3
最高出力(PS) 8.6
最高出力回転数(rpm) 8000
最大トルク(N・m) 8.6
最大トルク(kgf・m) 0.88
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 7.3
燃料(種類) レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 CR6HSA
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 FTH4L-BS
バッテリー容量 12V-3Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.1
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 0.9
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 1.0
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板・遠心
変速機形式 リターン式・4段変速
1次減速比 3.409
2次減速比 2.214
変速比 1速 3.000/2速 1.937/3速 1.350/4速 1.087
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 31
チェーンサイズ 420
標準チェーンリンク数 100
キャスター角 26°
トレール量 (mm) 73
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 100/90-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 49
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 100/90-12
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 49
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライト定格(Hi) 25W/25W
スピードメーター表示形式 アナログ