ケーティーエム | KTM RC125

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2010年代のKTMは、これまでのイメージを転換するかのように、400cc以下の排気量クラスにストリートモデルを投入するようになった。その嚆矢となったのが、125デュークに始まったスモールデューク・シリーズであり、そこに続いたのが、レース・コンペティションの頭文字(R.C.)からとった、RCシリーズだった。RC125の登場は2014年。エンジンは125デューク用の水冷DOHCユニットを用い、KTMが参戦していたMotoGPの軽量級 Moto3クラス用マシンをイメージさせるカウルを身に着けていた。RC125と同じタイミングでRC390も登場し、後に設定されるRC200、RC250とともにRCシリーズを構成した。なお、125デューク同様に、RC125も欧州のA1ライセンス(125cc以下・11kW以下)所有者に向けたモデルだった。2022年モデルでフルモデルチェンジを受けた。トレリス構造のフレームは、リアが別体式になった。そのフレームやホイールなどによって、大きく軽量化されたのは、ライダーに大きな恩恵を与えた。燃料タンクはこれまでの10Lから13.7Lに拡大された。ハンドルの高さは10ミリ調整が可能で、たとえばサーキットでは低く、自宅への帰路では高くと、使い分けもできた。

2024年 RC125 (カタログメイン)
2024年 RC125 2024年 RC125 2024年 RC125
カラーチェンジ
2024年モデル
ケーティーエム RC125

基本スペック

タイプグレード名 RC125
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
ホイールベース (mm) 1343
最低地上高(mm) 158
シート高 (mm) 824
車両重量 (kg) 147
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.7
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 58
行程(ピストンストローク)(mm) 47.2
圧縮比(:1) 12.8
最高出力(kW) 11
最高出力(PS) 15
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(N・m) 12
最大トルク回転数(rpm) 7500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 13.7
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 1.5
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
搭載バッテリー・型式 YTX9-BS
バッテリー容量 12V-8Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.5
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 520
フレーム型式 スチールトレリスフレーム
キャスター角 66.5°
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
フロントサスペンションストローク(mm) 120
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアサスペンションストローク(mm) 150
タイヤ(前) 110/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 54
タイヤ(前)速度記号 W
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 150/60ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 66
タイヤ(後)速度記号 W
タイヤ(後)タイプ チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.20
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)