スズキ | SUZUKI RGV250ガンマ | RGV250Γ

車輌プロフィール

1983年から87年までのRG250ガンマ(並列2気筒エンジン)の後継モデルとして、249cc水冷V型2気筒エンジンを搭載して、1988年に登場したのがRGV250ガンマだった。このモデルから、SP仕様(スポーツ・プロダクションレース向け)もラインナップされていく。前モデル同様に、1989年から1991年までは毎年の仕様変更を受けた。1990年からは、スタンダードとSP仕様の中間的グレードとしてSPⅡが加わり(92年まで)、1993年には、国内自主規制にあわせて最高出力が45psから40psに絞られた。ケビン・シュワンツがWGPチャンピオンになった(1993年)翌年(94年)には、それを記念したラッキーストライクカラーも販売された(240台限定)。1996年には、RGV250ガンマの進化型として、RGV-Γ250SPが登場した。

1994年 RGV250Γ ラッキーストライク(カタログメイン)ラッキーストライク
1994年 RGV250Γラッキーストライク
特別・限定仕様
1994年モデル
スズキ RGV250Γ

1993年シーズンのWGPで、ケビン・シュワンツがタイトルを獲得し、それを記念した「ラッキーストライクカラー」が1994年に設定された(240台限定)。ラッキーストライクは、当時のスズキワークスチームのスポンサーになっていたBAT社(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の銘柄。1995年モデルは変更なく、96年は車名変更を伴ってモデルチェンジ。最後のVガンマ、RGV-となった。

基本スペック

タイプグレード名 RGV250Γ
モデルチェンジ区分 特別・限定仕様
型式 VJ22A
発売年 1994
発売月 5
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1980
全幅 (mm) 690
全高 (mm) 1070
ホイールベース (mm) 1380
シート高 (mm) 760
乾燥重量 (kg) 139
車両重量 (kg) 161
乗車定員(名) 2
原動機型式 J206
原動機種類 2ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 249
2スト・吸気形式 クランクケースリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 56
行程(ピストンストローク)(mm) 50.6
圧縮比(:1) 7.9
最高出力(PS) 40
最高出力回転数(rpm) 9500
最大トルク(kgf・m) 3.5
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 16
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BR8ECM
点火プラグ必要本数・合計 2
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.10
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 2.565
2次減速比 3.142
変速比 1速 2.424/2速 1.625/3速 1.276/4速 1.090/5速 1.000/6速 0.925
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 アルミツインチューブ
キャスター角 25°00′
トレール量 (mm) 94
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 110/70R17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 54
タイヤ(前)速度記号 H
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 150/60R17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 66
タイヤ(後)速度記号 H
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.0
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 4.5
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計