ヤマハ | YAMAHA DT1

車輌プロフィール

1967年の東京モーターショーに展示され、1968年3月にデビューしたヤマハトレール250DT1(DT-1)は、日本のオフロードトレール車の礎を築き上げたモデルだった。246ccの空冷2スト単気筒エンジンをダブルクレードルのフレームに搭載し、245ミリのロードクリアランスを得た。浮揚力に優れた大径の19インチフロントホイールなどを採用し、いわゆるオフロードバイクのスタイルが、ここで完成した。「DT」のネーミングは、ヤマハの2ストオフ車のアイコンとなり、1998年登場のDT230ランツァまで30年以上も用いられた。

1968年 DT1 パールホワイト(カタログメイン)パールホワイト
1968年 DT1パールホワイト 1968年 DT1キャンディーオレンジ
新登場
1968年モデル
ヤマハ DT1

18.5馬力を発生する246cc2ストエンジンは、純正ヤマハチューニングパーツ(GYTパーツ)を使えば、わずかな改造で30馬力にアップできた。5段リターン式ミッション、独立タコメーターを装備。

基本スペック

タイプグレード名 DT1
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 1968
発売月 3
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2060
全幅 (mm) 890
全高 (mm) 1130
ホイールベース (mm) 1360
最低地上高(mm) 245
乾燥重量 (kg) 112
最小回転半径(m) 2.1
乗車定員(名) 2
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 246
2スト・吸気形式 ファイブポート
内径(シリンダーボア)(mm) 70
行程(ピストンストローク)(mm) 60
圧縮比(:1) 6.8
最高出力(PS) 18.5
最高出力回転数(rpm) 6000
最大トルク(kgf・m) 2.32
最大トルク回転数(rpm) 5000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 9.5
燃料(種類) レギュラーガソリン
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 マグネット式
点火プラグ標準搭載・型式 B8ES
点火プラグ必要本数・合計 1
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.90
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.095
2次減速比 2.933
変速比 1速 2.230/2速 1.623/3速 1.210/4速 1.000/5速 0.825
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 520
フレーム型式 ダブルクレードル
キャスター角 60.5°
トレール量 (mm) 130
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.25-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 4.00-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ヘッドライト定格(Hi) 35W/35W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計