ヤマハ | YAMAHA DT50

車輌プロフィール

排気量49ccの水冷2スト単気筒エンジンを搭載した原付1種のオフロードトレールだったヤマハ・DT50が発売されたのは、1982年6月のことだった。最高出力は7.2psで、車体の乾燥重量は75kgという軽量。6速ミッションを搭載し、ホイールサイズはフロント19インチ、リア17インチの本格サイズ。「オフロード性能を徹底追求してスーパートレールの世界を50ccクラスに実現!」というヤマハのキャッチコピー通りに登場した。それ以来、何度かの小変更を受けつつも、基本構成はほとんど変わらず、入門用でありながら、ベテランライダーをも楽しませるオフロードモデルとして、15年近くにわたって生産が続けられた。

1996年 DT50 パープリッシュホワイトソリッド1(カタログメイン)パープリッシュホワイトソリッド1
1996年 DT50パープリッシュホワイトソリッド1 1996年 DT50ヤマハブラック
マイナーチェンジ
1996年モデル
ヤマハ DT50

プッシュキャンセル式のウインカースイッチを新採用。車体色は、新色のヤマハブラックと継続のパープリッシュホワイトソリッド1の2色を設定した。

基本スペック

タイプグレード名 DT50
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
型式 A-17W
発売年 1996
発売月 4
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1905
全幅 (mm) 775
全高 (mm) 1100
ホイールベース (mm) 1235
最低地上高(mm) 265
シート高 (mm) 785
乾燥重量 (kg) 76
車両重量 (kg) 87
最小回転半径(m) 2.0
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 80.0
測定基準(1) 30km/h走行時
原動機型式 5R2
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 49
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 40
行程(ピストンストローク)(mm) 39.7
圧縮比(:1) 6.9
最高出力(PS) 7.2
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(kgf・m) 0.62
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 8.5
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 680.0
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 B8ES
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 6N4B-2A
バッテリー容量 6V-4Ah
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.30
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.578
2次減速比 4.000
変速比 1速 3.250/2速 2.125/3速 1.549/4速 1.226/5速 1.039/6速 0.922
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 12
スプロケット歯数・後 48
チェーンサイズ 420
標準チェーンリンク数 108
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 28°20′
トレール量 (mm) 98
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 150
タイヤ(前) 2.50-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 3.00-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.4
ホイールリム幅(後) 1.6
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 1.75
ヘッドライト定格(Hi) 25W/25W
テールライト定格(制動/尾灯) 17W/5.3W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計