ホンダ | HONDA XR50R

車輌プロフィール

XR50Rは、2000年モデルとして1999年9月に発売され、2003年モデルまでの4年間ラインナップされたキッズ向けのオフロード走行専用車。ホンダのキッズバイクとしては、QR50(1989年-)、Z50R(1992年-)に続くモデルだった。スーパーカブやモンキー系の横型エンジン(49cc・OHC)を搭載し、自動遠心クラッチの3段ミッション、カンチレバー式スイングアームのリアサスペンションを採用。ホイールサイズは前後10インチで、シート高は550mm。スロットルには開度の制御機構が装備されており、子どもたちの初めてのバイクに最適だった。なお、小排気量のXR-Rとしては、XR70RやXR100Rが先行していたが、XR50Rが登場時からタンクシュラウドを備えた外観デザインを採用。XR70Rなどがシュラウドを得たのは翌年モデルからだった。XR50Rは、体重40kg以下の乗車を想定。なお、2004年モデル以降は、CRF50Fへと進化して、ラインナップされた。※ナンバープレート取得、公道走行はできない

2003年 XR50R ファイティングレッド(カタログメイン)ファイティングレッド
2003年 XR50Rファイティングレッド
2003年モデル
ホンダ XR50R

※最終モデル。翌年からはCRF50Fとなった。

基本スペック

タイプグレード名 XR50R
型式 AE03
発売年 2002
発売月 7
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1305
全幅 (mm) 583
全高 (mm) 780
ホイールベース (mm) 915
最低地上高(mm) 150
シート高 (mm) 550
乾燥重量 (kg) 47
乗車定員(名) 1
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49.4
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 39
行程(ピストンストローク)(mm) 41.4
圧縮比(:1) 10
最高出力(kW) 2.2
最高出力(PS) 3.1
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(N・m) 3.3
最大トルク(kgf・m) 0.34
最大トルク回転数(rpm) 4000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PA42
燃料タンク容量 (L) 3
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 自動遠心
変速機形式 リターン式・3段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 4.058
2次減速比 2.642
変速比 1速 3.272/2速 1.667/3速 1.190
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 420
標準チェーンリンク数 110
フレーム型式 バックボーン
キャスター角 25°30´
トレール量 (mm) 35
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 2.50-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 2.50-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ