ホンダ | HONDA ドリームCB350セニア | DREAM CB350 SENIOR

車輌プロフィール

ドリームCB350セニアは、1971年6月に発売された(当時の)スーパースポーツモデル。セニア(上級)という名称が与えられたように、すでに販売されていたCB350エクスポートの上位モデルにあたっていた。最も大きな特徴は、フロントブレーキにディスクブレーキが採用されていたこと。登場した昭和40年代半ばの段階では、ディスクブレーキは大型モデル向けの装備とされていた。排気量325cc空冷4スト並列2気筒OHCエンジンをセミダブルクレードルフレームに搭載し、5段リターン式のミッション、テレスコピックフォーク、前後18インチのホイールが組み合わされていた。ヘルメットホルダー、キルスイッチを備えた。1972年にマイナーチェンジし、排気音などを低減した。それに伴って、最高出力も36psから32psに引き下げられた。

1972年 DREAM CB350 SENIOR ブルー(カタログメイン)ブルー
1972年 DREAM CB350 SENIORブルー 1972年 DREAM CB350 SENIOR
マイナーチェンジ
1972年モデル
ホンダ DREAM CB350 SENIOR

エアクリーナーとマフラーの内部構造の変更、最高出力を抑え、中低速を重視した設計のエンジンへと変更するなど、より静かに、より乗りやすく、より安全に進化した。

基本スペック

タイプグレード名 DREAM CB350 SENIOR
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
型式 CB350E
発売年 1972
発売月 3
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2090
全幅 (mm) 770
全高 (mm) 1115
ホイールベース (mm) 1320
最低地上高(mm) 150
車両重量 (kg) 168
最小回転半径(m) 2.1
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 45.0
測定基準(1) 60km/h走行時
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 325
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
内径(シリンダーボア)(mm) 64
行程(ピストンストローク)(mm) 50.6
圧縮比(:1) 9.5
最高出力(PS) 32
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(kgf・m) 2.3
最大トルク回転数(rpm) 9000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 12
満タン時航続距離(概算・参考値) 540.0
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火プラグ標準搭載・型式 B7ES
点火プラグ必要本数・合計 2
バッテリー容量 12A-12Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.0
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.714
2次減速比 2.250
変速比 1速 2.352/2速 1.636/3速 1.269/4速 1.036/5速 0.899
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 63°
トレール量 (mm) 85
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.00-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 3.50-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.6
ホイールリム幅(後) 1.85
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.80
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.00
ヘッドライト定格(Hi) 35W/25W
テールライト定格(制動/尾灯) 23W/8W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:センタースタンド