ホンダ | HONDA ナビ | NAVI

車輌プロフィール

2016年のデリーオートエキスポ(インド)において発表されたNAVI(ナビ)は、「FUN TO SEE」をデザインコンセプトにした、ちょっと変わったスタイルのオートマチックスポーツだった。109ccの4スト空冷単気筒エンジンは、スクーターモデル同様に後輪寄りに搭載され、タンクの下には、ぽっかりと空間ができていた。スクーターのエンジン・駆動系をスポーツバイクのスタイルにドッキングさせたような成り立ちは、メーカー違いながらスズキのストリートマジック(1997年~)かのようだった。なお、「ぽっかり」のスペース用には、オプションでトランク(インナーボックス)が販売されていた。2018年にはマイナーチェンジを受け、メーターに燃料計を装備。エンジンもBS-4と呼ばれる新型に換装されるなどの変更を受けた。環境規制の強化に伴い、インドでの販売は終了したが、2022年からはアメリカ市場でもラインナップされた。※日本では正式にラインナップされることはなかったが、少なくない台数が輸入され、日本国内でも走行する姿を見かけることがあった。

2022年 NAVI Grasshopper Green(カタログメイン)Grasshopper Green
2022年 NAVIGrasshopper Green 2022年 NAVIRed 2022年 NAVINut Brown 2022年 NAVIRanger Green 2022年 NAVI(リアビュー) 2022年 NAVI(メーター表示イメージ)
2022年モデル
ホンダ NAVI

インドでは環境規制の強化にともない販売終了していたNAVIだが、アメリカ合衆国市場向けに、2022年から導入された。写真の通り、フレームの間のトランクボックスは標準装備。アメリカでのメーカー希望小売価格は1,807ドル。※日本未導入

基本スペック

タイプグレード名 NAVI
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 1805
全幅 (mm) 735
全高 (mm) 1045
ホイールベース (mm) 1286
最低地上高(mm) 150
シート高 (mm) 765
車両重量 (kg) 106
最小回転半径(m) 1.9
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 109.19
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 50
行程(ピストンストローク)(mm) 55.6
圧縮比(:1) 9.5
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 3.5
燃料(種類) レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YTX5L-BS
バッテリー容量 12V-4Ah(10HR)
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.8
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 0.7
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 0.8
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30
変速機形式 Vベルト式・無段変速
フレーム型式 アンダーボーン
キャスター角 27°30'
トレール量 (mm) 79
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 90/90-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 54
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 90/100-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 53
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.50
ヘッドライト定格(Hi) 35W/35W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
車両装備:センタースタンド