ホンダ | HONDA CRF450R

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

CRF450Rは、2002年モデルで新登場したホンダの450ccクラス4ストエンジン搭載モトクロス競技専用車。環境問題の影響で、モトクロスレースにも4スト化が進む中での登場だった。2ストと4ストの排気量比は、構造上、1:2になるが、レース規則により、2ストのCR250Rが参戦するクラスへの参加が可能だった。排気量449ccの水冷単気筒OHC4バルブエンジンをアルミツインチューブのフレームに搭載し、5段リターン式ミッションを組み合わせた。レーサーモデルということで、毎年のように仕様変更を受けており、主なものとしては、フューエルインジェクションの装備(2009年モデル)、デュアルマフラーの装備(2013年モデル)、セルフスターターの標準装備(2018年モデル)、セレクタブルトルクコントロールの採用(2020年モデル)があった。フルモデルチェンジは、2009年、2013年、2017年、2021年の各イヤーモデル。その間も、毎年のように細かな仕様変更を受け続けた。エンデューロレース用モデル(CRF450X/CRF450RX)もラインナップされたが、2018年には、CRF450Rをベースにした公道用トレール、CRF450Lまで発売された(それぞれ別項)。※CRF450Rは競技専用車であり、ナンバーを取得して公道を走行することはできない。

2024年 CRF450R エクストリームレッド(カタログメイン)エクストリームレッド
2024年 CRF450Rエクストリームレッド
カラーチェンジ
2024年モデル
ホンダ CRF450R

2023年モデルで低中速域を重視してのスロットルボアの小径化、エアファンネルの伸長、バルブの開閉タイミングなどが変更されていた。同時に、車体安定性、サスの作動性向上のためにフレームの剛性も見直された。併せてサスセッティングも変更された。2024年モデルはカラー&グラフィック変更のみ。9月25日発売。※受注期間限定発売(2023年6月15日から同年9月30日まで)

基本スペック

タイプグレード名 CRF450R
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ
型式 PE07
発売年 2023
発売月 9
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2182
全幅 (mm) 827
全高 (mm) 1267
ホイールベース (mm) 1481
最低地上高(mm) 336
シート高 (mm) 965
車両重量 (kg) 111
乗車定員(名) 1
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 449.7
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 96
行程(ピストンストローク)(mm) 62.1
圧縮比(:1) 13.5
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 6.3
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 2.357
2次減速比 3.769
変速比 1速 2.132/2速 1.705/3速 1.421/4速 1.210/5速 1.042
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 13
スプロケット歯数・後 49
チェーンサイズ 520
標準チェーンリンク数 114
フレーム型式 アルミツインチューブ
キャスター角 27°07′
トレール量 (mm) 114
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントサスペンションストローク(mm) 310
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 80/100-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 51
タイヤ(前)速度記号 M
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 120/80-19
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 63
タイヤ(後)速度記号 M
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.6
ホイールリム幅(後) 2.15
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 1.00
車両装備:トラクションコントロール